キン肉マン 週プレ最新作 第105話 「地獄の業火で焼き尽くせ!!」 感想(あらすじネタバレ含む)
ザ・ニンジャのあまり意味ない得意技「忍法・水鳥羽輪の術」が完璧超人始祖・カラスマンに炸裂します
ザ・ニンジャがらせん状に絡みつかせたカラスの羽がカラスマンの全身にまぶされていきます
なんとなく気持ちよさそうです
いや・・・特に意味はないんですが・・・
たまりません
するとニンジャはポール牧を彷彿させる指パッチンで火をおこします
この特技はタバコ吸う人間には便利でしょうね
ライターいらずみたいな
とにかくそれでらせん状態の羽が導火線状態になりカラスマンの全身にこびりついていた羽に向かって着火
これはそこそこ意味があった(結局サタンクロスが爆薬入り抜け殻で逃げちゃったけど)「甲賀忍法・業火羽輪の術」がついに炸裂します
ザ・ニンジャは甲賀の系統を組むいわゆる「甲賀者」ですが、人間じゃなく超人だからあまり軽々しく「甲賀忍法」とか言わない方が良いのかな
「おぬしらの役目は終わった!漆黒の炎に焼かれてこの世から永久に消え去るべし、完璧超人始祖ッ!」とさすが「地獄めぐりNo.4・焦熱地獄」の担当者らしい火責めの攻撃です
ブロッケンJr.は異常とも言える耐火性を持った肉体の持ち主ようで、浸かっている重油の海に火を放たれても火傷1つ負わず結構のんびりウォーズマンの肺をどうやって傷つけようか考えている余裕さえありましたが
しかしカラス野郎は自らの体から大量の羽を放出させて盾を作る「クロウフェザーシールド」で完全なる防御壁を作り全ての火を食い止めます
「カラララ~ッ、私の羽を操ろうなどとは1億年早いわ」とさすが50億年以上生きている化石超人だからこそ言えるセリフでニンジャをコケにします
しかも火を防いでいた羽がさらんにそれを包み込んで球体状態になっちまいます
巨大なファイアボールです
するとカラス野郎はロープに止まってみている2匹のペット用カラスのネバー君(9さい)とモア君(6さい)に語り掛けます(年齢は推定・と、いうかネタ)
カラス親父(50億37歳/年齢はさらに推定)はニンジャ(30歳)を指さし「この極東の奇妙な下等超人が私に勝てると思うか?」とコケにします
すると2匹は「ネバァー!」→「モアーッ!」と続け様に鳴く(Never More/二度とない)と言いたいだけじゃんみたいな「カラス芸」の茶番を見せつけてくれます
カラスのオッサンは「ネバーモア」をやたら強調し、「この私が誰かに倒されるなどもはや永遠にないのだ」と強調
・・・ってことは誰かに負けたの?
まーどうせあいつだろうね
あやつことやたらゴツい太古の超人の神ことストロング・ザ・武道こと超人閻魔にね
「Yesterday Once More」って感じではあるのかな
それにしてもこの下り必要だったのかな?
鳥超人はホークマンのヘルバードもそうだけどペットとワンセットってパターンが多いね
あのヘルバードはディスクシステムの「キン肉星王位争奪編」の時上空をうろちょろ飛んでて邪魔だったな
大抵のユーザーが先鋒に選ぶテリーマンのハイジャンプからのキックで真っ先に叩き落とすのが大方のパターンだったけどさ
コンドルっぽい鳥だったしあれがホントの「テキサスコンドルキック」というのをバンダイさんは狙った?
テキサスコンドルキックの話はさておき、カラス野郎は羽で包んだ巨大なファイアボールを「鴉団扇(レイブンウイング)」煽って、さらに空気摩擦を加えて完全に発火させた球体と化して相手にぶつける「クロウフェザーファイアボール」という荒業でニンジャを黒焦げにしようとします
自らの技が完全に「ブーメラン」状態になったニンジャは巨大な火の玉をくらい全身発火のジャンヌ・ダルク状態
しかしさすが焦熱地獄の担当者というべきか、ニンジャは「し・・・忍びたるもの敵の虎穴に入らば己の肉を斬らせてその攻撃をかいくぐる!」と口にして発火した装束の上着を脱ぎさりそれをシーツして昔懐かしの甲賀忍法・転所自在の術でリングを池(実質プール)にしてそこに飛び込み火を消します
ただブロッケンJr.戦ではブロッケンが重油の火まみれになりながらなぜか全く熱がりもせず、妙に余裕かまして考えたウォーズマンの肺に穴を空けるという荒業で、そのすさまじい肺活量からくる強風に煽られる反撃技をくらい全身を火で包まれたニンジャでしたがなぜか全く熱がりもせず火の熱さを受け付けないような肉体の持ち主として描かれていましたよね
このシーンでは普通にジャンヌ・ダルクみたいに熱がってたしあの設定はもう消えちゃったのかな
まー・・・ブロッケンも耐火性は完璧みたいな感じだったけどあのシーンは・・・
カラスマンは追い打ちの「クロウビーク」でまたもニンジャをその鋭いクチバシで突き殺そうとします
「口でしてあげる」って感じなのかな?
しかしニンジャは逆にヘッドバッドでカラスマンのしゃくれたアゴをカチ上げるカウンター攻撃
カラスマン、これは効いたようで「カラッ」とか言って悶絶
ニンジャは間髪入れず次の転所自在の術でブロッケンJr.戦でも自らの墓穴状態だった火山口のシーツを敷く
御嶽山の噴火事件があった直後だけになんとなく気が引ける場面展開だけど仕方ないか・・・
そもそもこの更新は噴火前の事だし
たんにこのお下劣底辺汚水排水下ネタまみれの糞ブログの更新が毎度毎度糞遅いことが悪いんであって・・・
とりあえず、ブロッケン戦の時は単に絵だけのこけおどしでマグマもへったくれもなく、
下の階で都合良く針を天井に向けたまま放置されていたジャンクマンの遺体がその「地獄」の正体であるというショボいオチだったけど今回は妙にボコボコ言ってるしこれはマジモンの溶岩なんだろうか・・・
しかもここでニンジャは早くも切り札というか「フェイバリット候補」の背転田楽刺しを出しちまいました!
とりあえずクリーンヒットしてカラスマンは火口へまっさかさま
しかしここで使うってことはこの技はやはりフィニッシュ技としては弱いってことね
ニンジャがこの闘いに勝つならそれなりにフィニッシュ技のお披露目が必要になってきそう
例えば「ニンジャ・ドライバー」とかそんなベタベタな名称の技じゃないだろうけど、「カラスマン」なんて“そのまんま”な名前つけるマンガだから案外・・・
ここでニンジャが「くらえ!これがザ・ニンジャの灼熱地獄だ!」と叫ぶと火口から溶岩や噴石が吹き出しカラスマンは吹き飛ばされリング脇の木に激突
ますます御嶽山の事件を思うと何とも言えない描写だがこの糞ブログの更新が遅いから仕方ない・・・
カラスマンはまたも力尽きたように火口に落下
ニンジャは「フッあっけないものよ」と余裕をかます危険フラグ
火口を覗くとカラスマンは溶岩のプールに転落して溶解死してるかと思われたが、なんと途中の岩壁に巣を作ってその上で落下を阻止していた様子
カラスマンの何度でも生え変わる大量の羽と骨組みとなる木の枝さえあればどんな場所にも一瞬で巣を作ることができるという能力が奴の口から明かされます・・・
つまり噴火は木に激突する為にわざと受けたとのことで・・・
いや・・・そもそも空飛べる人なんでしょあなた?
だったらそんな回りくどいことしないで飛んで転落を防げばいいじゃない
なぜこのマンガは空を飛ぶ能力があるのに試合中はそれが無効化しちゃうんだ?
あの超人閻魔でさえ律儀に魔雲天とグランドキャニオンの谷底に転落していったけどさ・・・
飛べばいいのに・・・どうせ生きてるくせに・・・でも魔雲天は死んでるくせに・・・
しかも「巣を作る能力」なんてニンジャが試合場をこんな奇妙な状態にしなければ全く闘いに必要のない能力であって、そんなもんをドヤ顔で説明されてもなぁ・・・
しかもニンジャはそんなくだらない能力で動揺して「拙者としたことが・・・不覚!」と悲壮感たっぷり
カラスマンはヘッドロックでニンジャの頭部を捉えるとそのまま岩壁にニンジャの頭部を叩きつけます
さらにカラスマンはニンジャの両腕を捉えて自らの頭部をニンジャの腹部に当てたまま叩きつける「クロウズ・ボムズアウェイ」という技を火口に一直線で敢行しようとします
「今度はお前が死にゆく恐怖を味わう番だ」と煽るカラス
しかし火口に突っ込むってことは自分も溶岩の中にドボーンすることになるんだけど・・・ホントにそれでいいの?
しかしニンジャは「死にゆく恐怖だと?くだらぬこと。命あるものはいつか死ぬ。拙者にとって死とは恐怖の対象ではござらぬよ」とか「フッ・・・死とはわが宿命・・・だがまだその時ではないと声が聞こえる。わが主、将軍様の声が・・・」とさすが3戦3敗3惨死を果たした「最多死亡回数記録」を誇るキャラクターならではの最高にカッコいい発言が繰り出されます
「死とはわが宿命」って発言はもうゆでたまご先生も狙って言わせた発言でしょう(笑)
やはりニンジャは華々しく壮絶に散ってこそのキャラなんでしょうか・・・
そんなイイ感じの場面で突然鳥取砂丘から飛んできたアイドル超人軍団が現れます
結構な短時間で到着しましたね
結局走るんじゃなく空飛んできましたけどね
そりゃそうでしょう
それにしてもキン肉マン
火事場のクソ力にキン肉星奥義にフェイスフラッシュにカメハメ100殺法に肉のカーテンと様々なチート能力で完全装備された「アルティメットシング」になった今でも空を飛ぶ際の動力は屁なんですね・・・
1人は屁が動力でもわずか数分から10分程度で鳥取砂丘から京都までやってきたアイドル超人たち
まーその気に成ればアイドル超人の飛行速度は王位争奪編のマリポーサチーム戦でロビンマスクやテリーマンがイギリス&アメリカから飛び立ってミートVSミキサー大帝戦のわずか数十分程度の時間の間に日本の福島に到着するという「音速を超える速度」があることはわかってます
普通に考えてとんでもない飛行速度です
ただなぜ熊本が試合会場なのにわざわざ福島以北に着陸したのか・・・
しかもバラバラに日本に向かった2人が揃いも揃ってそんな不可解な着陸を・・・
その無茶苦茶な飛行ルートが・・・たまりません・・・
着地してポーズをキメるアイドル5人組(と、マネージャーのミート)
気になる「センターポジション」はやはりニンジャと最も肉体関係が深かったブロッケンJr.
クラッシュマンにクラッシュされた時にできた全身の穴ぼこもボコボコと依然健在
地獄のねじ回しでウルフマンより前に立ち深々と腹を貫かれえぐられたのにピンピンしているし
重油の海にいる時に火を放たれても火傷一つしないし
そしてクラッシュマンのクラッシュをくらっても死ななかった
思えば誰かに完全KOされたり即死した描写も1度もない
ロビンマスクやウォーズマンでもあったことなのに
タフネス度だけはアイドル超人トップクラスのブロッケンJr.ですね
そしてページを開くといきなりドーンとニンジャが火口部分に叩きつけられカラスマンの嘴が突き刺されている状態
てっきり頭部を腹に押し付けたまま溶岩に一緒に飛び込む「道連れ地獄」かと思いましたが、ソルジャー(キン肉アタル)がマンモスマンに空中胴締め落としをやった時のように、角の部分に頭を叩きつけてダメージを倍増させる狙いかな
それを見て悲壮感たっぷりに絶叫するブロッケンで今回は終わり
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でもここで話をいったん切ったってことはニンジャはまだ死んでないんでしょうね
これを乗り切ったってことはニンジャが勝つ可能性も出てきたかな
カラスマンがさらに奥の手持ってりゃヤバいけど・・・
でもジャンクマンを残した以上ニンジャを殺すのも変だしなぁ
ましてニンジャは人気投票トップ10入りした人気超人
いまいち勝敗は読めないけれど、アイドル超人達が到着してちょっと面白くなったかな
結構関わりは深いのに、ブロッケンとニンジャのプライベートでの会話ってあんまなかったもんね
読み切りの「超人血盟軍結成秘話」でもなかったし
だからちょっとブロッケンとニンジャの「漢(おとこ)のやりとり」は楽しみではある
ただでさえドイツ人は“そっち系”が多いって言うし
まーそれはいいか・・・
キン肉マン 週プレ最新作 第105話 「地獄の業火で焼き尽くせ!!」 感想(あらすじネタバレ含む)は以上
次回は9月29日発売です