キン肉マン 110話 アシュラ一族、闇の歴史!! 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第110話 「アシュラ一族、闇の歴史!!」 感想(あらすじネタバレ含む)

「虚飾に彩られたお前たち下等超人の繁栄に裁きを下しに(ブッ潰しに)来たよ~ん」的に登場した完璧超人始祖・最後の1人であるジャスティスマン

完璧超人の中にも結構なヒエラルキーが存在することはわかってきたけど、上から下までその他属性の超人を見下す上から目線の選民思想は変わらないんですよね

上は超人閻魔から下はスクリューキッド・・・もしかしたらモアイマンとかもこんな感じなんでしょうか・・・

アシュラマンは魔界を「不完全の地」でアシュラ一族が「偽りの王族」とコケにされ「わが故郷まで乗り込んで来て、私の目の前でよくそんな無礼千万な暴言が吐けたものだ」と言い返します

「暴言?おまえのほうこそ王族の1人なら私の言葉があながちウソではないと知っているのではないのかな?」と謎かけめいた言葉を返すジャスティスマン

魔界の王がアシュラ王族としてもさらにその上に悪魔将軍(ゴールドマン)がいるというヒエラルキーですし

アシュラマンのパパやママも悪魔将軍の前ではひれ伏すような立ち位置なんでしょうね

そしてジャスティスマンは魔界の闘技場に飾られている両腕がない像を指さし「そこに飾られた我が弟子ミロスマンの像がこの地に大層に祀られてる意味を王族であるお前が知らぬ事はあるまい」と語ります

アシュラマンが言うにはミロスマンとは悪魔超人の先祖がが闘った相手で、歴史上はじめて下等超人に敗北した完璧超人という不名誉な汚名を一心に背負った超人とのことです

それがジャスティスマンの弟子だったということで「数千年の時を経て師匠が弟子の敵討ちにおいでなすったというわけか?」とジャスティスマンを挑発します

ジャスティスマンは「どんな理由があろうとお前たちに負けた時点でミロスマンに完璧超人としての実力が足りなかったということ。それで命を落としたことは仕方ない。ただ私に許せない事があるとすれば、それはその時おまえたちに奪われたミロスマンの両腕のことだけだ」と語り、背景では敗れたミロスマンの遺体から両腕をもぎ取って掲げ上げてるアシュラマンのご先祖(?)様の姿が描かれています

これがアシュラマンのご先祖様であればこの頃はまだ6本腕の特異体質ではなかったということですね

サムソンティーチャーは4本腕だけど種の進化の経緯にいろいろ違いがあるんでしょうか

「さぁて、何のことやら」とアシュラマン

「フフフ・・・そりゃ認められんだろうな」とジャスティスマン

「なにせそれまでおまえの祖先も他の超人と同じ二本の腕だったのだからな。だがそのミロスマンに勝利し腕を奪い取ったことがおまえたちアシュラ一族の繁栄の礎となった。やがてはあのゴールドマンが新たな自軍の本拠地として作ったこの“魔界”の王族にまでのしあがった。我らが本拠地、超人墓場に似せて作ったこの無法かつ不完全極まりのない王国のな・・・」と結構大事をつらつらぺらパラと喋りまくるジャスティスマン

やはりミロスマンを倒して腕を奪ったのはアシュラマンのご先祖様だった

だがそれでもまだ4本腕で、これじゃサムソンティーチャー一族と一緒である

あと2本はどこでどう「進化」したのかがアシュラ一族とサムソン一族の「種の起源」の違いだろう

これはもうダーウィンでもわからないゆでたまご先生のみが知る「進化論」である

たまりません

そして魔界も超人墓場を模倣して作ったものということも判明

確かに雑兵どものノリとか超人墓場の墓守鬼たちに似てるっちゃ似てるな

ザコ臭とかも

キン肉マンやウォーズマンが超人墓場にいる時はあんな墓守鬼でも手ごわそうに見えたんだけどね

結局弱い者(死者)だけにはデカい顔してるだけのクズだったと

ジャスティスマンは「言わば今の魔界及びその王族の繁栄は我が弟子ミロスマンの腕により築かれたも同じ」とまでかたるとついにそのやたらゴツい全身が雷光と共に露わになる

頭部はバイクマンみたい・・・というより世界忍者戦ジライヤみたいなヘルメットマスクで、ラーメンマン・モンゴルマンのような辮髪に見えたそれは良く見るとチェーンで、左手に意味深に持つ「裁きの天秤(と、勝手に命名)」に繋がっている

そして肉体はやたらゴツくてムッキムキだ!(`○´)ノ

そんなフォルムが露わになったのも束の間、ジャスティスマンが「フンー!」と力むと頭部からデビルマンの触覚(?)みたいなものがせり出てきてそのジライヤみたいなマスクを破壊してしまい、ついにその全貌が明らかになる

いかにもラーメンマンやモンゴルマンみたいな楕円形(チョコボール型)の頭部は完璧超人お得意の「オーバーボディ(マスク)」だったようで

思えばネプチューンキングなんてオーバーボディを2枚も重ね着してたってことだよね

ただでさえあんな太って髪も長いしヒゲも生やしてるのにその上オーバーボディーを2枚も重ね着して、そのうちの1つは蒸れる剣道着ということで暑苦しくて仕方なかったんじゃないだろうか

そりゃミイラにもなるわ

時と場合によっては凶器も使うし

姿が露見されたジャスティスマンを見て魔界の雑兵どもは「ウワァー」とか言ってビビりまくるヘタレぶり

悪魔がそんなことでいいのか

アシュラマンはさすがで「ヒュー」と寧ろ興奮している様子

ジャスティスマンは「完璧超人の土地を模倣し、完璧超人の腕で栄華を極めたのがおまえたち悪魔超人というわけだ。これがどういうことかわかるか?」とアシュラマンに問う

アシュラマンは6本の腕を広げて「さぁね、負け犬の遠吠えにしか聞こえないが」とコケにします

もう当たり前のように完全に宙に浮きながら話をしてるジャスティスマンとそれを驚きもしないアシュラマン

飛べたり飛べなかったりと忙しいマンガです(>_<)
たまりません
「結局ゴールドマンの目指したものは夢物語でしかなかったということだ。新たな超人の時代など来ない。結局奴がやったことは我ら完璧超人のシステムを別種族の手で再生産したにすぎぬ。いたずらに災厄の種をまき散らし拡散させただけにすぎぬのだよ!」と黒子のバスケの緑間みたいな喋り方をするジャスティスマン
「だから私はあの2人に首を斬り合わせることにした」とついに自らが裁いた「天井兄弟ゲンカ」に言及します
しかしその構図は正義超人の大将としてシルバーマン、悪魔超人の大将としてゴールドマンを相討ちで死亡させる事で正義と悪魔の不毛な戦いを終焉させて世に秩序をもたらせたと主張します
クソガキの「戦ったらどっちが強いの?」という余計なひと言で始まった不毛で無益な大人気ない兄弟ケンカでしかなかったものが正義VS悪魔の代理戦争だったというさすがゆでたまご先生ならではの素晴らしい後付解釈変更が平然と実行された瞬間です(笑)
前回のカラスマン戦あたりからだんだんとシルバーマンが正義超人の始祖であり源流みたいな流れになってきていますよね
確かに思想が歪んでしまっている人たちの集まりである完璧超人始祖の中では唯一の「常識人」ですが
作中全ての姿が明らかになった10人の完璧超人始祖と超人閻魔11人が体育座りとヤンキース座りをミックスしたような中途半端に疲れそうな座り方(胡坐かいた方がラクじゃないの?)で輪になって夕日とリングをバックに夢を語り合う初々しいオリジン達の姿が描かれ、次にゴールドマンとシルバーマンが相打ちで首を斬り落とす様が描かれます
共に夢を語り合った同志として2人に裁きを下し殺させたということです
・・・結局2人ともどうやったのか生き返ってるけど
そこまで話を聞くとアシュラマンは「カーカカカ」とお馴染みの笑い方で「こりゃ予想以上のとんでもない大物が釣れたものだ。それでこそ私が闘いに出た意義があるというもの」とまるで悟空みたいにワクワクしてきてしまっているようです
そしてポール牧のように指パッチンをすると地中から4つモニターがせり出してきて、どうやってその場所を探知したのか謎だけど、都合良くニューヨーク以外の悪魔騎士全ての戦いの舞台4か所を映し出します
ジャンクマンの居場所なんて超人墓場の内部なのになんでモニターが捉えることができるんだ(笑)
アシュラマンからは全4か所が見えるものの、各4か所にいる超人達からはアシュラマンの闘技場しか見えない状況
相変わらずミステリアスなサイコマンは自らと同等どころか格上かもしれないジャスティスマンの姿を見て「・・・」と意味ありげな沈黙
脳筋のガンマンは特に何も考えてなさそうで何も喋りもせず「シャババ」と言うだけ
ジャンクマンはお得意の「ニヒヒヒ」を言うだけだけど左手なくなって闘えるのかい??
4つのモニターを見て「ほう、これが生き残りのメンツか。いくらかまだ姿の見えない奴もいるようだが」とつぶやくアシュラマン
悪魔超人界には何かテレパシーのような探知能力でもあってそれがモニターの場所にいないザ・ニンジャとサンシャインの存在もかすかに感知しているってことなのかな?
それならモニターが超人墓場内部を含む世界各地をピンポイントで捉えているのも納得だけど
テリーマンはモニター超しにアシュラマンに語り掛けます
「おい、アシュラマンどういうことだ!おまえたち悪魔超人はオレ達正義超人の提案した不可侵条約を飲んでくれたじゃないか。それがなぜこんなことに・・・?」と絶叫します
そういやそんな調印式もあったね
もう読者の体感的には3年も前の事だし大して意味のない単に冷戦終結になぞらえたイベントとしか・・・
そもそも闘ってる相手は正義超人ではなく完璧超人始祖なのになんでここでテリーマンがキレるのか・・・
「悪いなテリーマン。事情が変わったのさ。約束破りは悪魔の十八番(おはこ)だ」と一応謝るアシュラマン
いや・・・そもそも約束破ってないでしょあんたたちは
不可侵条約が「悪魔超人は二度と誰とも闘うな」という意味の条約だったら仕方ないけどそうでもないでしょ
テリーもそれはわかってるのか「そうじゃない。オレは純粋に聞きたいんだ!お前たちがなぜそこまで命をかけて闘うのか・・・完璧超人始祖とはなんなのか・・・それをおまえは」といかにもテキサス・ブロンコらしく熱っぽく語りかけるテリーマン
「だまれテリーマン!」とテリーマンを静止するアシュラマン
続けてアシュラマンは「カカカ、まぁそこでおとなしく見ていろ。それよりせっかく中継をつなげてやったんだ。目に焼き付けておくといい。あれが“完璧・陸式(パーフェクト・シックス)”ジャスティスマン。太古に“裁きの神”と呼ばれた伝説の男だ」とそのあまりにも強大すぎる敵の実態を明かします
伝説の神としか認識していなかったジャスティスと闘う事になったことに驚愕するアイドル超人達
風貌が似ているアングルがあっさり破棄されてしまったラーメンマンは吹き出しに隠れて傷心気味?
「あぁ、大昔に我らが将軍様の前身ゴールドマンと、お前たちが敬う銀のマスクことシルバーマンの首を斬り合わせた張本人。要はこいつがいたから我ら悪魔超人・・・いやすべての地上の超人の進歩は数万年単位で遅れた!今から私がその借りを返す」とHOLDOUT時代の武藤敬司みたいにトップロープを掴んで宙返りしながらリングインするアシュラマン
そういやオリジンがオリジンのあの蔦のリング以外で闘うの初めてじゃないのかな?
しかもカラスマン戦で突然そのリングのマットは石だったというめちゃくちゃな後付け設定も出てきたけど
ガンマンのドUPが映っているモニターをバックにジャスティスマンがスーッとポーズを取り始め、その大事そうな「裁きの天秤」を案外ぞんざいに扱ってコーナー鉄柱に投げてチェーンで巻き付け固定させ臨戦態勢に
「それが新たなる時代の代表として・・・超人界の新たなる王としての我が使命だー!」と将軍様や超人閻魔、そしてキン肉星大王も飛び越えて全超人界ヒエラルキーのトップを狙う相変わらず野心家な本音を吐露しながらジャスティスマンに突進するアシュラマンで今回は終わり
--------------------------------------------------------------------------
タッグ編終盤から王位編、そして新シリーズ冒頭での不可侵条約調印などすっかり「丸くなって」しまい「悪魔失格」の烙印を押されかけていたアシュラマン
王位編などは悪魔超人でありながら正義超人以上の自己犠牲を「正義超人の為に」示し、自らの腹をかっさばくわ、つり天井の下敷きになって蜂の巣状態で死ぬなどおそらくキン肉マン史上トップクラスの残酷死の犠牲者となり、「悪魔がそこまでするのか?」とか「寧ろジェロニモが代わりに死んだ方が戦力的にUPするんじゃないのか?」などいろいろ考えさせられたものです
しかしその「リバウンド」なのか、Ⅱ世ではやはり正義入りを後悔した心情を吐露し、読み切りの「超人血盟軍結成秘話」でも最後まで説得に応じようとしなかった「悪魔超人の矜持」を示し、そして今回の「超・下剋上」発言など、アシュラマンはやはり野心家で虚栄心とプライドの塊なんだなぁと思います
そういえば黄金のマスク編でもさらりと将軍の座を狙うような発言をして将軍様に「こやつ私から将軍の座を狙おうと言うのか」と苦笑いされてたっけな
にしたってジャスティスマン
完璧超人始祖の中でも明らかに“上位種族”
サイコマンも別格っぽさ出てましたがゴールドマンとシルバーマンを手の平の上で操ったりとさらに大きな超人閻魔級の威厳と存在感を感じさせる大物です
オリジンでありながらサンシャインやニンジャ、ましてジャンクマンにまで負けてしまう「とんだ一杯食わせもの」揃いのオリジンだけにそろそろ次元の違う強さを持ったキャラが出てこないと緊迫感が出てきません
これはアシュラマンはさすがに負けるんではないかと
やってみなきゃわかんないですけどね・・・
ピラミッドで全敗のラージナンバーズが正義超人トップ級のロビンマスクをその強さは明らかに完璧超人始祖以上であるネメシスという強者が倒したように、悪魔超人トップのアシュラマンもジャスティスマンが異次元の強さで倒してしまうという流れかなと
魔界が舞台だしサムソン・ティーチャー(サタンクロス)も出てきてほしいなぁ
でも寄生虫が死んだからまた足なくなっちゃうのかな
思えばサタンクロスってニンジャとアシュラマン連戦で闘って、
しかも決勝戦では五体満足でキン肉マンと闘えるほどの回復ぶりで、
一方アシュラマンは決勝戦自体でもまだ負傷で闘えそうにない様子だったしそう考えるとかなり強いね
そもそもフェニックスチームの5人なら完璧超人始祖10人倒せちゃうんじゃないの?
ジャスティスマンとサイコマンはまだ強さが未知数だけど・・・
とりあえずオメガマンとネプチューンマンのサタンクロスの再登場は見たいですね
とりあえず2週おしゃべり大会が続いたんで、次回からようやく闘いが見られますね
年内決着できるかは休載がなく毎週更新されれば可能性ありそうですが、
24日は祝日振替えだし休載濃厚
多分決着は年明けかな?
どちらにしても今年最後の超決戦です
キン肉マン 週プレ最新作 第110話 「アシュラ一族、闇の歴史!!」 感想(あらすじネタバレ含む)は以上
次回は11月17日発売です

タイトルとURLをコピーしました