キン肉マン 109話 残る悪魔六騎士は・・・!? 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第109話 「残る悪魔六騎士は・・・!?」の巻 感想(あらすじネタバレ含む)
いまいち盛り上がりに欠ける闘いで「祝・初勝利!」を飾ったザ・ニンジャ
そんなニンジャの勝利に大して縁もゆかりもないのに歓声を挙げる修学旅行生たち
与作さんはもう描かれないようです
おつかれさまでした
ニンジャはブロッケンJr.の顔を見る
自分の勝利に涙を流して喜んでくれているブロッケンの顔がソルジャーに重なる
超人血盟軍の絆は相当強いもののようで
これはまたいつか再結成もあるか?
じゃなきゃこんな伏線張る意味もないし
ただ原作再開してもうすぐ3年になるが未だに登場しないキン肉アタル・・・
カラスマンはさすがに腐っても完璧超人始祖
体がバラバラにされてもまだ喋る事ができるようで
キング・ザ・100トンもそうだったけど
逆にウルフマンはダメだった
そのあたりはいろいろ「個人差」があるのかもね
まー50億年以上生きているんだからそんくらいの生命力がないとね
「さすがゴールドマンが見込んだ弟子だけのことはある・・・私の“ネバーモア”を砕いて見せた最後の技・・・見事であったぞ、ザ・ニンジャ・・・」と生首になってもペラペラとしゃべり続けるカラスマン
「いや、拙者もまだまだ未熟。おぬしの力を奪うしか道がなかった時点で技術合戦は拙者の完敗。それでも勝たねばならなかった。それだけのこと・・・」と返すニンジャ
お互いにヨイショ合戦か
「カラカラ・・・“将軍様のため”か・・・尊敬されているのだな・・・。安心したわ、アイツは本当に人付き合いが下手だった・・・から・・・な・・・」とあのお方ことゴールドマンこと悪魔将軍に対する友情心を見せるカラスマン
「我が“闇のダンベル”は持っていくがいい。そしてあの男に伝えておけ。先に逝っておく・・・とな・・・カラララ・・・」と言うとついに事切れたカラスマン
そのナイスガイな死にざまはペインマンと双璧をなすものがある
完璧超人オリジンも10人いれば性格も様々
シルバーマン、ペインマン、カラスマンのような人格者もいれば、サイコマンやガンマンみたいな外道もいる
ニンジャは闇のダンベルを懐に入れると「任務完了!任が終われば忍びは速やかに消えるのみ」と池の中に消えていきました
「フハハハさらばだ正義超人どもーっ!」と言葉を残し・・・
当然、ブロッケンとの交流や熱い抱擁シーンなどもあるわけもなく・・・
そもそも超人血盟軍はベタベタした慣れ合い友情ごっこを否定していましたからね
突然ウォーズマンが「オレたちはスニゲーター、プラネットマン、サンシャイン、ザ・ニンジャ闘いは見てきたが、ここまでくると悪魔騎士達は全てこの作戦に投入されていると考えていいだろう」と口を開く
それに呼応してラーメンマンが「うむ、となるとまだ私たちが見ていない悪魔騎士はジャンクマンと・・・」と口を挟む
無口キャラが深刻化しつつあったラーメンマンだけどこの闘いが始まる前後からセリフも多くなってきた
そして最後は意味深に「ハッ!」と気づいて「あぁ、あのアシュラマンだ」と語るテリーマン
かつての対戦相手はやはり思い入れがあるものだろうか
そんな「ハッ」とするような大げさなリアクションしなくても消去法の結果ですぐ思いつきそうなものだが
それにしてもジャンクマンの戦いだけは見ていいないというのも中途半端な・・・
場所が場所だからしょうがないけど
ジャンクマンの勝ち残りに意味はあまり感じられないしオリジンの威厳を保つ為にも負けた方が良かったかと
すると舞台は変わって魔界
登場するのは言うまでもなくアシュラマン
「洞窟内から聞こえてくるわずかに聞こえていた音から察するに私が一番最後のようだな」と口にする
目の前には既にリングがある
しかしこれは完璧超人始祖の用意したリングではなく元々魔界の闘技場(コロッセオ)に備え付けのもの
アシュラマンは始祖の門(オリジンゲート)の先がなぜ自分の故郷の魔界に繋がっているか気になる様子
魔界の雑兵たちが一斉にアシュラマンを「王子(プリンス)」と呼び跪き頭を下げます
アシュラマンは「気にするな、頭をあげよ。それより早く元の警戒態勢に戻れ」と指示をします
するとそこで空気がおかしくなったことを感じるアシュラマン
どこからともなく「さすが魔界のプリンスだな。この状況にも落ち着いて対処し、冷静に支持を与えられるその器。悪魔超人界の最高傑作だという下等超人どもの間での評価・・・どうやら間違っていないようだ」と、ちょっと雑兵どもに「(わずらわしいから)いちいち頭下げるな、元の配置に戻れ」と言っただけのことなのにそれをやたらと誇大評価する謎の声・・・
アシュラマンは声がする頭上に向かって「現れたな。いや、私が連れてこられたのか・・・。聞きたいな、なぜここを敢えて選んだ?第6の完璧超人始祖!」と声を返す
「フフフフ・・・それはな、この“魔界”がどれほど宇宙の法的に許されぬ場所であるかお前に改めて知らしめてやるためにだ。この不完全な地の主(あるじ)となるべく生まれてきた偽りの下等なる王族にな・・・」と一切の光が差し込まない魔界の暗雲からまるでマヌーサや太陽拳のような強烈な光と共に返事が返ってくる
そして、徐々にその声の主(あるじ)の姿が露わになってくる
辮髪で・・・顔がはっきりしなくて・・・マントしてて・・・既視感ハンパないその風貌
「我が名はジャスティスマン!この世の理(ことわり)を与(あずか)る完璧超人始祖が一人、完璧・陸式(パーフェクト・シックス)と呼ばれる者である」と自らを名乗ったその謎の超人
かつて、ゴールドマンとシルバーマンの千日戦争を両者の首を跳ねるという結末を導いて終息させた「裁きの神・ジャスティス」が圧倒的な存在感で再登場し今回は終わり
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思えばアシュラマンが6のオリジンゲートをくぐってパーフェクトシックスと闘うことを選んだのは自分の腕が6本というのとかけているのかもしれないよね
それにしてもジャスティスは神のはずだったけど一超人の立場でもあったのか・・・
これはストロング・ザ・武道ことあやつこと超人閻魔がかつて太古のやたらゴツい超人の神だったのに神の座を捨てて一超人の立場になったのと一緒なのか?
さすがにこれだけのスケールの超人が負けるわけもなく
アシュラマンの敗北は必至
ジャンクマンが生き残りアシュラマンが敗れる(死ぬかどうかはわからないけど)という妙な構図になった
キン肉マン 週プレ最新作 第109話 「残る悪魔六騎士は・・・!?」の巻 感想(あらすじネタバレ含む)は以上
次回は11月10日発売です

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