キン肉マン 332話 シャウレイの悲しき十字架 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第332話 「シャウレイの悲しき十字架!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)レビュー。
舞台がソ連ということもあってか反戦映画みたいなサブタイトル。
前回姿を露見した超神は「安寧」の神で名前は「ザ・ナチュラル」とのこと。
「安寧」なのに超人絶滅させようとしてるの?
どうせあれこれひねくれた屁理屈で理論武装してそうすることにしたとか言うんだろうけど。
聖闘士星矢の初期の乙女座のシャカみてーなもんか。

で、冷静沈着なサタンクロスは「その意味を量るところからはじめようか」となぜかマットに手をついてからその反動で四本足による顔面ドロップキックを叩き込む。
その後は二本足のローリングソバットを狙うがこれはディフェンドスーツみてーなので防がれる。
上空では相変わらず世界中でヘリから実況する吉貝アナが登場。
試合会場は他にもあちこちあるのになぜここを選んだのかは謎。
とりあえず始皇帝陵の闘いとプリズマンVSバイコーンの闘いは早くも結末まで把握しているご様子。
何者なんだコイツは。

サタンクロスはタックルを狙うがナチュラルは両腕ハンマーでたたき伏せる。
さらにその両腕でサタンクロスをタコ殴りにする。
それを見ていたブロッケンがじれったそうに「ナニをヤッてやがるんだサタンクロスの奴」とコケにする。
しかしソルジャーが「突破口を探しているのさ。だがザ・ナチュラルはここまで一歩も下がっていない」と指摘。
さすがにダメージが大きくサタンクロスはフらつくが、両足で頭部を挟んでヘッドシザースから相手の頭部をマットに叩きつける「ロデオシュタイナー」を敢行。
さらに4本の足を活かして自分の足で首四の字、そして寄生虫の足で逆インディアンデスロック、自分の腕を使ってサーフボードストレッチ状態にとらえる「ケンタウルスブリーカー」をキめる。

見ているソルジャーは「確かにサタンクロスは強い。並の超人ならこれで決まりだ。だがザ・ナチュラルはこの拷問技すら耐えようとしている」と腕を組みながら解説する。
「並の超人」つってもあれでしょ?
オメガ・ケンタウリの六鎗客にサグラダファミリアで虐殺されまくった若手正義超人とか墓守鬼とかそのレベルの連中のことでしょ?
実際ナチュラルは「なかなかの技だが、我が精神の安寧を研ぎ澄ませばここにも活路は見いだせる」と言ってサタンクロスの4④本の足による拷問技から精神の安寧とか言ってる割に力づくで強引に脱出してしまう。
そして手の甲のあたりにあるディフェンドスーツみてーなのがシザース状になってサタンクロスの首を捕え、そのまま「ナチュラル・チョークスラム」でモロに脳天から叩き付ける。
あのサタンクロスが早くも吐血するほどダメージは大きいようだ。

ナチュラルは「姿も戦闘スタイルもなかなかに面白き超人だ。我の予想を超えた技を矢継ぎ早に仕掛けてくるのは大したもの」と一応サタンクロスを褒める。
しかし続けて「だがどれだけ変則的な仕掛けを繰り出してこようと、我が心情たる安寧の精神をもってすればすべての対応策は自ずと見える」と語る。
さらに「両の足をしっかり地に着け、両の目でじっくり本質を見極める。それが我の闘いなり」と自らの矜持を示す。

するとサタンクロスは「両の足を地に着けか・・・それなら私はその足場を奪うのみ」と言って昔懐かしミラクルシーツでリングを魔界沼に変えてしまう。
王位争奪編は結局これで墓穴掘ったようなもんだったが大丈夫か?
とにかくあの強いサタンクロスも劣勢になるほど強いザ・ナチュラルの強さが存分に描かれ今回は終わり。

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正直この闘いはどっちが勝つか全く予想がつかない。
つかないだけに面白い。
それがたまらない。

キン肉マン 週プレ最新作 第332話 「シャウレイの悲しき十字架!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)レビューは以上。
次回は12月21日発売です。

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