キン肉マン 266話 日本代表の友情 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第266話 「日本代表の友情!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)
キン肉マンは3代前の必殺技であるキン肉バスターを仕掛けたがやはりパイレートマンに返され逆に「バイキング・バスター」をくらっちまった
「ゲホッ」と吐血するキン肉マン
「王子 しっかりーっ!」と大した意味もない言葉をかけるアレキサンドリア
パイレートマンは「甘い! 甘すぎる ちょっと気合いを入れ直したぐらいで 反撃に転じられると思う その態度!」 とキレる
倒れてるキン肉マンにサッカーボールキックを容赦なく叩き込んでくる
キン肉マンは自らの足でパイレートマンの足を挟み込みケリを止めようとする
だが今度はパイレートマンにサイドポジションを取られてしまい顔にヒザ蹴りを次々と叩き込まれる
出血はすごいわ顔はパンパンに腫れるわでもう散々
パイレートマンは 「その程度じゃ お前も・・・あのカナディアンマンとかいう木偶の坊と変わらぬわ―――つ!」 と言葉責めに入る
キン肉マンは「木偶の坊?」 と問い返し殺された仲間をコケにする発言が許せないご様子
だが海賊野郎は「そうだ!図体(ずうたい)だけでかくて 何もできないヤツを木偶の坊と呼ばずになんと呼ぶ!?」 と悪びれる気配全くなし
パイレート野郎はさらに「そしてお前も・・・ヤツと同じく 何もできずに散りゆくだけの木偶の坊と変わらぬと言っている」 とも加える
キン肉マンは悔しがると思いきや「グ・・・グウウ・・・」 と悔しさをかみしめるだけ
するとそこでウルフマンが「ナニをヤッてやがる キン肉マン―――ッ!」とモニター越しに絶叫する
サブタイトルで指摘してある通り同じ「日本代表」同士の友情が描かれるのか?
ウルフは 「言っとくがなぁ カナディアンマンだけじゃねぇぞ! ティーパックマンだって・・・お前が過去に直接闘ったカレクックやベンキマンだって み~~~んなソイツらにやられちまったんだ!」とまくしたてる
その4人が惨殺しているシーンが背景に描かれているからキン肉マンはその光景が脳裏に浮かんだと解釈すれば良いのかな?
ただカレクック以外はブッ殺されたシーンは見てないはずだが
なんせ“新宿からバルセロナまで“走って”移動しようとしてたくらいだからな
ウルフマンは「そのうえ お前までやられちまうっていうのかよ!? お前 それでも超人オリンピックV2チャンピオンか!」と続ける
さらに「オレたちが命を懸けて闘ったあの大会のチャンピオンがそのザマじゃあ・・・お前に希望を託して死んだ仲間が浮かばれねぇだろうが このクサレ木偶の坊が―――っ!」とキン肉マンを思いっきり罵倒する
木偶の坊呼ばわりされキン肉マンは「フフフ・・・パイレートマンよりお前の暴言のほうが・・・ひどいじゃないか」 と返し笑みを見せる
亀になってガードするが「そんな防御 打ち崩してやる―――っ!」 とパイレート野郎は攻撃の手を休めない
キン肉マンは「だがウルフマンよ、いいことを言ってくれた。そうだ・・・これは私だけの闘いではない」と力強いお言葉
亀の体勢からパイレートマンを背負ったまま立ち上がり始めるキン肉マン
「私は散っていった彼らの魂も背負って闘わねばならんのだ。それがこの体たらくじゃ確かに・・・あまりに申し訳ない!」 と口にする
そしてこのマンガ名物である「亡霊超人」状態となったTバックマン・便器・カレーの3人がキン肉マンを支えている様が描かれる
なぜここにカナディアンマンの魂というか亡霊は出てこないんだ?
一番出てこなきゃダメだろうに
やっぱり黄金のマスク編の「ウスノロ」発言が尾を引いている?
だがそれでもパイレートマンは「ムマッ!?この力・・・」と驚愕
キン肉マンは「火事場の友情パワー」と叫びその肉体はますます発光を増す
火事場のクソ力と友情パワーの融合なんて最強もいいとこだ
そしてそっからナニをヤるかと思いきやなんとキン肉マンがカナディアンマンの新技「リビルト・カナディアンバックブリーカー」をキめた!
なんで見てなかったのにこの技を知ってんだ?
その頃は東京からバルセロナまで目指して「走って」たんだろ?
海は泳いで超えたのか?
なぜ飛ばない
それは試合中にも言えることだがなぜ飛ばない・・・というか飛べたり飛べなかったり曖昧なんだ
キンは「これならどうだー!」とモニター越しに思いっきりウルフマンを睨みつけ絶叫
ウルフマンも「フンッ あのヤロウめ!」と嬉しそう
つーかコイツらって正義超人として共闘するようになってからは会話シーンが全くないままジャンプ連載時代は終わったのにね
それがまるでウソだったかのようにめっちゃ喋るなこのシリーズでは
ドラゴンボールの悟空とチャオズ状態だったくせに
その「空白期間」を埋め合わせようと今になってめちゃくちゃしゃべる上に「ケンカ友達」的雰囲気まで漂い始めた(笑)
一方技をくらってるパイレートマンは「間違いない・・・今の発破でキン肉マンのパワーは確実に上がった」と心ん中でつぶやく
さらに「なぜならこの吾輩がこれだけ力を込めて解こうとしても・・・容易に解けぬ!」と続ける
自らのアゴを抑えているキンの右手を両手で解こうとするがそれができないほどのパワーということだ
だがキン肉マンは自ら技を解く
「この機は逃しちゃいけないタイミングだと 私の勘が言っている!だからここは一気呵成にイかせていただく!」とか言いながらパイレートマンの受け止めて何かしようとする
「試合で見せるのはこれが初めて!これぞ私が敬愛するカメハメ師匠から最後に授かった52の関節技の1つシャットダウンクラッチ!」と絶叫ついにここでカメハメ52の関節技の中から新技を披露した
パイレートマンの肉体を逆さまの股おっぴろげ状態に後ろから捉える
そして背後から両足をパイレートマンの内股に差し込んで横に広げて股裂きか?
相手の両腕も背後からクラッチする
なんだかあんまり効きそうには見えないが嶋田先生が2体のフィギュアをこねくり回して考案した技なんだからきっとすごいんだろう
とにかくやっとカメハメ52の関節技から新しい技が出た
これをもっといろいろ見せてほしかったんだ
技をいくつか受けただけで他の全ての技は習得したとかめちゃくちゃ無理のある理屈で習得した52の技なんだから
どれもきっと強烈なんだろう
見た事もない技を習得できちゃうなんてなんというすさまじいご都合主義(笑)
そりゃ見たこともない「リビルト・カナディアンバックブリーカー」ができるのも当然か
だがパイレートマンはあのカメハメが考案したどれも激痛が走るほど痛くて強力な関節技をくらっても苦しんでる様子なし
それどころか「これが本物の・・・火事場のクソ力!?これでこそ・・・地球まで来た甲斐がある!!」 と内心喜んでるフシまである
とにかく火事場のクソ力を引き出したくて仕方ないパイレートマン
マグネットパワーだけでなく潜在的パワー(火事場のクソ力)にまで興味を示すあたりサイコマンに似てる
似た者同士ってことか
せっかく出たカメハメ殺法100手の新技も破られそうな予感全開で今回は終わり
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それにしてもキン肉マンとウルフマンの関係はよくわからない
全然しゃべらない上にテリーやロビンみたいにいつも一緒にいるわけじゃあない
それがなんだか最大の親友みたいな雰囲気になりつつある
人間変われば変わるもんだな
あぁ人間じゃなくて超人か
ケンカ友達みたいな間柄ってキン肉マンとテリーマンもそういう部分はあるがウルフマンはそれ以上であり基本常に罵り合ってる感じ?
思えばブロッケンJr.もキン肉マンとの会話がほとんど描かれなかったんだよな
そのブロッケンJr.とウルフマンがどんな運命のいたずらかタッグ編ではコンビを組むほどの間柄だ
そしてブロッケンのロケットペンダントの中にはウルフマンの写真が・・・
ロケットペンダントに写真を入れるなて恋人同士がやることだ
「キン肉マンに愛されなかった男たち」という共通点で意気投合しちゃったのかな
ただでさえドイツ人と角界はそっち系が多いってのに・・・
キン肉マン 週プレ最新作 第266話 「日本代表の友情!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)は以上
次回は11月26日発売です

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