キン肉マン 週プレ最新作 第366話 「発心の鎧!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)レビュー。
突如現れた「ストロング・ザ」か「ビッグ・ザ」かそれ以外かわからない武道。
ネプチューンマンも正体が誰なのかわからず困惑。
「なぜそんな装束を身に着けている?」とネプは問う。
武道は「ギロギロギロ」と言いながら「そうかお前たちはこの装束を慈悲の神が扮したストロンゲスト・ブドーのオリジナルコスチュームだと思っているようだがそうではない」と告げる。
神さんが「コスチューム」って・・・。
「これは天地創造の時代より天界に伝わる古式ゆかしき発心の鎧。神が襟を正し何事かに一心に取り組む際に身に纏う正装のようなもの」と説明する武道。
ただの剣道の防具が「神の正装」とは...。
まー剣道も礼節を最重視する武道ではあるけれどもちょっとムリがありすぎる(笑)
ネプは「フン、そのコスチュームとは私はどうも縁が深くてな。だがそんな大層な謂れがあるものだとは知らなかった。見慣れているだけに目障り極まりない」と告げる。
そして「まずはその防具を剥がすところから始めるとするか」と臨戦態勢に入る。
ブドーもギロギロ言いながら「望むところ」と応戦。
そしていきなりロックアップするご両人。
今試合を観戦中のロビンとは超人タッグ編であんだけロックアップを頑なにさせなかったのにここではあっさり。
「まずはこのロックアップで相手の実力を測るのが我々完璧超人の流儀。なるほど、神を名乗るだけあってなかなかの手ごたえを感じるわ」と語るネプ。
ブドーの方はネプ(喧嘩男)特有の「両肩にズシーンとくる重み」を感じているんだろうか?
「完璧超人の流儀か・・・だが果たしてお前達地上の完璧超人とやらが奴(閻魔様)の目指した“完璧(パーフェクト)”をどれだけ体現しているものか」と告げるブドー。
さらに「そもそもザ・マンが地上においてどういう気持ちでこの発心の鎧を身に纏い続けたのか、お前たちは真の理解に至っているのかー」とも告げる。
ネプが「ぬかせー!」と叫ぶとなぜか都合よく「発心の鎧」が何の説明もなくビリビリに破れていく。
まさにマイルドマン⇒ビッグ・ザ・ブドーの流れみたいな感じ。
未だにあれでなんでスクリューキッドが粉々になったのかロジックが謎すぎるが。
まさかネプも粉後になんねーだろうな?
このバベルの塔の闘いではネプの勝利が最大の楽しみなんだからカンベンしてくれよ?
でも五分刈りの旦那だけはカンベンな?
で、姿を現した超神はなんと言っていいかわかんねービジュアル。
一言で言ってしまえば「アブねー奴」って感じか。
そしてロックアップのままネプの巨体を無理やりリフトアップして叩き付ける怪力を示す。
そしてさらにどてっ腹にドロップキックを叩き込むとネプはアンドレ・ザ・ジャイアントみてーにトップロープとセカンドロープの間に腕が絡まってしまう。
そして名乗るは「禍福の神」こと「リヴァイアサン」とのこと。
名前からして海と関係があるんだろうか??
そして膝から車輪みてーなんが出てきて、それでロープを滑るように移動できるようになり、「アンドレ状態」のネプの横っ面にシャイニング・ウィザードを叩き込む。
そういやネプってアンドレよりさらにもっと背が高いんだよな。
超人の世界は恐ろしい。
人間ならギネス級の身長を持つキャラばかり。
180㎝しかないジェロニモなんて小人同然。
でもなぜか2m代後半に留まることが多く3mを超える超人は意外と少ない。
ネプはシャイニングウィザードが効いたのか弱々しい表情でコーナーに手を伸ばそうとしている。
それを見てロビンが「ナニをしている!ネプチューンマン」と叱咤する。
思えばロビンよりずっと強い設定だったネプチューンマン(喧嘩男)だったのになんだかもう立場が逆転しちまったような...。
それを見てリヴァイアサンは「試合の最中に敵に背を向けるような者を神の世界では“完璧”などと呼ばぬわ!」とその手の甲にローリングソバットを叩き込む変な攻撃を見せる。
手の甲なんか蹴ったってしょうがねーだろ。
それでも神か?
手の甲を蹴られただけなのに「グゥゥ」と悶絶して苦悶の表情を見せるネプ。
超人タッグ編じゃこんな弱々しい表情ほとんど見せることもなかったのに。
「強敵が 仲間になると 弱体化」の少年漫画あるある川柳の通りになっちまうのかどうなのか?
永遠なのか本当か?
情熱の薔薇がネプの胸に咲くことを願って今回は終わり。
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とにかくネプがシングル戦で勝つときはどういうフィニッシュになるのかが見たい。
だからどうしてもこの戦いだけは勝ってほしい。
序盤苦戦ということは良い流れかな。
序盤に攻勢かけてる奴は大抵負けるからなこの漫画は。
だけどなんとなくネプのフェイクにも思えるんだよなこの流れ。
そもそもそんな大ダメージくらうほど大技受けてないし。
リヴァイアサンのビジュアル的にも「一発屋」っぽいしこの試合限り(この試合で負ける)のキャラにも思える。
だが名前に「リヴァイアサン」を持ってきたのがちと気になるか。
最強の生物の名を名乗ってるわけだからな。
嫌な予感がするな。
とりあえずフィニッシュ級の大技を先に出した方が負けだろう。
前の試合のエクスキューショナーはまさにその流れだったし。
ダブルレッグスープレックス
喧嘩(クォーラル)スペシャル
喧嘩(クォーラル)ボンバー
掟破りのロビンスペシャル
地獄の三重刑
・・・どの技でフィニッシュをキめるのか?
まぁ完璧超人唯一の参戦者だし負けさせはしないと願うか。
負けたら完璧超人は誰もバベルの塔の頂上にたどり着けないということになっちまうからな。
マグネットパワーとかオプティカルファイバーパワーとか頼らず「喧嘩男」としての圧倒的な強さを見せてくださいな。
キン肉マン 週プレ最新作 第366話 「発心の鎧!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)レビューは以上。
次回は12月6日発売です。