キン肉マン 374話 笑顔(スマイル)の代償 感想

ウォーズ・ピストンエルボーは結構引っ張るかと思ったがあっさりやぶられた。
やっぱりオニキスマンは頭部もオニキスなのか?
オニキスは硬度7。
硬度9のロビンマスクの鎧(サファイア製)よりは劣るが。
とにかくノーダメージで脱出されちまったよ。
キン肉マンがあんなに苦しんだのに。

とにかくウォーズマンが一方的にヤられる展開。
だがまさか腕ひしぎで腕までヘシ折られるとは思わなかった。
だが超人だから腕の一本や二本ヘシ折られてもなんとでもなる。
テリーマン何か全身の骨がバラバラになったのに普通に闘い続けてたくらいなんだから。
しかしオニキスマン一本背負いやら裏一本背負いやら柔道技が好きだなぁ。
裏一本背負いというと佐々木健介を思い出す。

それにしてもめっちゃ痛がり弱々しい表情を見せるウォーズマン。
この後の逆転勝利のネタ振りにしか思えないが。
とにかくこの漫画は勝つにしても必ず苦戦してからじゃないといけないルールがあるからね。
一方的に買った試合なんてほとんどない。
「ラーメンマンVSモータマン」と「ロビンマスクVSダイナマイトパイパン」lくらいだろう。
90年代全日の三冠戦なみに徹底的に大技受けまくってボロボロになりながら勝たなきゃいけない世界なんだ。

それにしてもバトル漫画は数あれど、これほど主人公が苦戦しまくるマンガってほとんどないんじゃないだろうか?
聖闘士星矢の星矢もかなり苦戦型ファイターで全然「強い」感がない主人公だったがそれでも稀に圧勝することはあった。
だがキン肉マンはホークマンであってもVTRであっても・・・なんならキングコブラごとき超人でも大苦戦する。
苦しんで傷だらけになりながら勝つのが男の美学ってことなのかな?
ただすごいのはなんだかんだでほぼ確実に勝つし、勝率はめちゃくちゃ高いということ。
あんだけ闘って負けたのはカメハメとミキサーだけという23勝2敗という圧倒的戦績。

だがこのシリーズではそのキン肉マンが負けるかもしれない。
おそらく調和の神の相手はキン肉マンしかいないだろう。
さすがに調和がいきなり負けるのは考えにくい。
ザマン並みの強さと考えられる調和だけにキンに勝つのも十分ありうる。
さすがにリアルディールズ全勝もヤりすぎだからね。
キンだけ負けるんじゃないかなと・・・思う?

さいごにキン肉マンはアドバイスは思い浮かばないが「気持ちは共有できた」と妙な笑顔を見せて意味ありげに終わった。
一体何を言うつもりだ?
まさか加圧トレーニングで骨が治るとでも言うつもりじゃあないだろうな?
もしそんなことがあったら・・・。
感動して泣いちまう。
ゆでたまご先生・・・一生ついてイいきます!

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