キン肉マン 週プレ最新作 第509話 「術中にハマる彫師!!」の巻 感想(ストーリーあらすじレビュー)
こりゃあまたとんでもねー能力を持っているエンデマン
なんとお相手の超人ファイターとしての“理想形”に変貌する能力があるっちゅうことらしい
つまりザ・テリーマンは自分が頭ん中で思い描く「究極の理想型」である“アルティメット・テリーマン”を相手にしなきゃならねーってことだ
こりゃキツいよな
理想の自分にそれより劣る自分で挑まなきゃならねーんだから
ってことはだぞ?
この試合をザ・キンターマンが闘うことになったら中からどんな「アルティメット・キンターマン」が出てくるのか?
当然ダヴィデ像みてーに股間の部分はむき出し(ネイキッド)だろう
そして股間で100トンの怪獣を持ち上げたり、月往復マラソンで1位を取ったり、余裕かましてゴール前で旋回飛行して追いつかれるようなツメの甘さを排除したり・・・そんな「理想像」としてのキンターマンが現れるだろう
そんな“パーフェクト・キンターマン”相手に股間で1~2トンが限界の“下等・キンターマン”でどう挑むのか?
ものすごく熱く激しい闘いになるだろうに・・・
しかしこの試合の主役はキンターマンじゃない
テリーマンなんだ
「ハロー!テキサスの荒野を自由に駆け回るテリーマンだ」(テリーマンのキャラソン『テキサスブロンコ』の出だしのセリフ)
これがキンターマンのキャラソンだったら
「ボンジュール!アフリカの荒野を自由にカきまわるキンターマンだ」(中央アフリカの公用語は植民地支配されてたフランス語だから)
になるんだろうか?
とにかく金玉のことはもういい
この試合はテリーの試合なんだ
いい加減金玉から離れろよ!
理想のテリーマンがマリキンターマンのロールシャッハ・ドットみてーにエンデマンの胸に描かれた
マルマロミラーという技らしいけどいちいち見せる意味あんのか?
描かれたテリーマンはまるでキン肉マンやネプチューンマン並のすさまじい筋肉をしている
テリー一族は筋肉がつきにくいという裏設定があるらしいがそのコンプレックスがこの姿に描かれてるのか?
とにかくマッチョになりたいと
マイケルジャクソンの思想とは真逆をいくザ・テリーマン
しかもなぜか肉体の強度も鋼鉄のように硬くなるらしく殴った拳がくだけちまうほど
肉体が硬くなることまでテリーは望んでいたのか?
まぁそれもそうか
誰だって鋼鉄みてーな身体になりゃ闘いがラクだもんな
はぐれメタルみてーにどんな攻撃も受け付けなきゃそりゃ気持ちいいだろうよ
アレもそうだけど“硬さ”って大事だよな
アレが何かはともかくこれってスポーツ選手がやっても面白いだろうな
プロ野球選手がやれば今メジャーで活躍してるオオタニサンみてーな形が理想型なんだろうか
ピッチャーで160キロ投げてバッターでホームラン打ちまくって走れば盗塁もしまくれるという
逆にオオタニサンがあれ以上に理想としてる姿ってどんなもんなんだろうか?
ショートを守ってもめっちゃ守備がうまいとか?
もうヤりたいことヤり尽くしちまってるからそれくらいしかないよな
サッカー選手ならめっちゃ足速くてめっちゃ背が高くてジャンプ力もあってめっちゃドリブル突破できてめっちゃパスもうまくてめっちゃFKもうまくてめっちゃ守備もうまくてめっちゃゴールキーパーもできる二刀流とか
かつてはメキシコのホルヘ・カンポスとかコロンビアのレネ・イギータとかGKとフィールドプレーヤーの「二刀流」に近い選手いたんだよな
まぁさすがにフィールドとキーパー両方ヤりたいって選手あんまいねーだろうからシンプルにメッシとクリロナを合体させたような選手になりたいとかかな?
足がもっと速くなりたいって選手とか高さがもっとほしいという選手はかなりいそうな気がする
テリーはもっと大きくなりたいという願望はなかったのかな?
いや今のエンデマンの身長がそのまま「理想」として具現化されてるんだからパッと見250cm以上ありそうなこれがテリーの理想の身長なんだろう
これプロレスラーがやっても面白いだろうね
ほとんどの日本人レスラーはもっと身長高くなりたいだろうし筋肉もステロイド使用したレスラーみたいに発達させたいだろうし
身長に泣いたレスラーの方が圧倒的だもんな
自分の理想ってもんはどうしたって高くなるよな
格闘家でもスポーツ選手でも同じか
追い求めたらキリがなさそうだけど
とにかくテリーはエンデマンに「理想のスピニング・トーホールド」までヤられて足が完全にらせん状にねじ曲げられる
普通ならこの時点で複雑骨折だがこれは義足の足だからどんだけグネられても痛くはないはず
だがなぜかマットを叩いて絶叫するテリー
プロレスじゃないんだから「痛いフリ」までする必要ないでしょ(笑)
仮に骨が折れたって加圧トレーニングすればまた骨が再生する漫画なんだし
たまりません
とにかく「理想の自分」との闘いにあがくテリー
こういう能力持った敵キャラって斬新だよな?
多分漫画史上初じゃないのか?
世界の全部の漫画見てるわけじゃないから詳しくはわかんねーけどよ
ジョジョのスタンドみたいな能力だな
ちなみにゆでたまご先生と荒木先生は同い年
キン肉マン 週プレ最新作 第509話 「術中にハマる彫師!!」の巻 感想(ストーリーあらすじレビュー)は以上
次回は10月27日発売です
