キン肉マン 393話 地に降りた挑戦者 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第393話 「地に降りた挑戦者!!」の巻 感想(ストーリーあらすじ含む)
バベルの塔に入ってからロビンはずっとオラついていたわけだが、この闘いでも思いっきりラフファイトをしかける展開。
角を使ってランペイジマンをエグりまくるあたりかなりのもんだ。
まるでキン肉マン戦で背中を散々エグりまくった時を思い出すような。
言っちまえば元々そーゆー残虐ファイトもする性格だったとも言えるか。
珍しく超神側が負傷する形で始まるスタートとなる。

どっちみちロビンが勝つのはもう見えきっている闘い。
結果が見え切っているとどうにもこうにも感情移入ができないのが辛い。
とにかく大技らしい大技はほとんどない。
ランペイジ風車落としもロビンは全くダメージ描写なし。
大抵序盤は正義側がヤられる展開が多いんだけどね。
めずらしく正義側が優勢の展開。

普通走なりゃ逆フラグで負ける流れなんだけど。
とにかく「絶対ロビンの勝ち」があまりにも見えている。
ロビンファン以外あまり楽しめない展開なのが辛い。
そもそも完璧超人始祖編からずっとだが正義超人(と悪魔超人)側があまりにも勝ちすぎてものすごくヌルい漫画になっちまってる。
ジャンプ連載時代なんて寧ろ五分五分か負ける方が多かったくらい。
7人の悪魔超人の緊迫感などはキン肉マン以外は負け越しているほどだった。

そういう「緊迫感」が全くない昨今。
なんだか既存ファンに配慮しすぎて人気キャラを「負けさせられない」空気に負けちまってる気がする。
特にロビンマスクとウォーズマンはいかにもファンがうるさそうだから一番気を使ってるフシが過去のゆでたまご先生のインタビューからもうかがえる。

だが本当にそれでいいんだろうか?
人気キャラのファンに媚びるだけが作品なんだろうか?
あまりにも話すことがない回だったからそんなことをあれやこれや思わずにはいられなかった。
ここでロビンが負けるくらいなら面白いと思えるが。
サンシャインだけ中途半端に退場させたのもよくわからんし。
キン肉マンに関するあれやこれや。

そんなこんなで何も言うことがない回だったからキン肉マン 週プレ最新作 第393話 「地に降りた挑戦者!!」の巻 感想(ストーリーあらすじ含む)は以上。
次回は10月3日発売です。

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