キン肉マン 131話 闘いを愛する者たち!! 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第131話 「闘いを愛する者たち!!」 感想(あらすじネタバレ含む)
やはりバッファローマンのロングホーンはダイアモンドと同じ硬度だった・・・
口から出まかせのハッタリかと思っていたダイヤモンド設定
こうなってくるととネプチューンマンの「硬度10・ダイアモンドアーム」の真偽のゆくえも気になります
そもそも1話の不可侵条約調印式以後この131話まで現れないネプチューマン自身の行方も気になります・・・
笑顔の行方・・・
ダイヤだらけのキン肉マンワールド
ロビンマスクの鎧はそのつどサファイアだったりたんなる鉄だったり挙句にはロトの鎧のような特殊な防御力や回復力を誇る「ヒストリー・アーマー」だったりと設定がバラバラですが、
バッファローマンの角やネプチューンマンの左腕やキンターマンの股間などダイアモンドなのかバッタもんなのか真偽が不明のものも多く、「もう信じられるのは将軍様の肉体だけ」状態
でもそのダイヤモンドボディ機能もアビスマンとの闘いで破壊されたようだけどあれはどうなったのかな
他にもアシュラマンの生死や銀のマスクの変化は何だったのかなどスラムダンクの森重並の中途半端な伏線の数々も気になるけど、とにかくバッファローマンの角は「ダイヤの割にはよく折れる」ということで
そして角を折られたこって牛はロシアのキジ島の木造教会を模したサイフォンリング全体に響き渡るような凄まじい絶叫をあげます
全開斬り裂かれた顔の傷も結構目立ってきました
これはロビンマスクの日さしや天津飯の胸やヤムチャの顔のやつみたいにいつまでも残る傷になるかもね
ガンマンは「シャウィィ」というウインナーみたいな新しい奇声を発しながらロングホーンがなくなって無防備になったバッファローマンの頭部にその太い腕でエルボーを何発も叩き落とします
「自慢の角を折られたくらいでもう降参かぁー!」とコケにするガンマン
そこでハッとしたバッファローマンはガンマンの右腕を捉えそのまま一本背負いで投げる
しかし空中で体勢を入れ替えあっさり着地されてしまう・・・
バッファローマンはヤケクソ気味にビッグブーツを放つがガンマンに足をキャッチされ、そのまま強烈なラリアットで叩きつけられロープに吹っ飛ばされる
ガンマンは「どうしたさっきの勢いはー!角がなければこんなものか?」と罵りながらバッファローマンをその太い腕でボコボコにぶん殴る
全開で「覚醒」したはずのバッファローマン
しかしなかなかノッてイくことができずガンマンのターンが続きます
それを見ていたウォーズマンが「クッ」と苦悶します
「かつてこのオレが全身全霊を込めてやっと一本折ることができたあの角を・・・まさか腕の力だけで折り取るとは!」とガンマンに力の差を見せつけられ愕然とするウォーズマン
背後には「光の矢」のあのシーンが描かれています
キン肉マンも同調して「うむ。完璧超人始祖ガンマン。改めてとてつもないパワーの持ち主だわい」と続く
ミートは表情だけがカットインするものの無言・・・
ロープを背にボコボコにされているバッファローマン
みぞおちに太い足で強烈にヒザ蹴りを入れられ顔はもうタコ殴りにされ腫れ上がってしまっています
「おい、そろそろスタミナ切れか~?ならばとっとと・・・負けて死ねー!」と絶叫しながら両手を組んでハンマーのようにバッファローマンの顔面を強烈に殴りつけます
そして暗黒オーラをまとった黒々としたガンマンの全身を1ページまるごと使って描く実に象徴的な演出
ガンマンの底知れない強さ・怖さを思い切り印象付けます
確かにガンマン強すぎる・・・
ここまで強かったのか・・・
生き残ったオリジンの中じゃ一番イロモノっぽい雰囲気だし性格悪いのに・・・
バッファローマンはガンマンの姿が二重になり焦点が定まらなくなっちまいました
そしてガンマンも「その腫れた目の状態から推測するに、焦点が定まらず私の姿が二重に見えているな?」とサイクロプス(真眼)の持ち主だけに全てお見通し状態
しかしこのまま沈んでいくかと思われたこって牛は親指をサムアップさせながら「フフフ・・・楽しいなぁ闘い(ファイト)ってものは」と優しい笑みを湛えます
すると背景に修業時代のバッファローマンが悪魔の門前に立っている姿が描かれ、「これこそがオレの望んだ闘いの世界・・・オレはこういう極限の戦場(いくさば)を求めて悪魔超人界の門を叩いたんだった・・・まだ闘いてぇ・・・そのためにもこの目をなんとかしなきゃいけねぇ・・・かくなる上は・・・」と心のつぶやきから突然自らの左目を殴り潰してしまうとんでもない暴挙に出るバッファローマン!!
「これできさまとオレは・・・同じ一つの眼(まなこ)・・・同じ条件で闘ってやらねぇと・・・ヘッ・・・後で文句を言われたくねぇからな。それに・・・これで焦点がブレることもなくなったーッ!」と思い切りガンマンのガンメンにストレートパンチを叩きこんだバッファローマン
しかし全く動じず避けようともせず正面から顔面へのパンチを受けても全くノーダメージで仁王立ち状態のあまりにも強すぎるガンマン
ガンマンはまたもサイクロプス(真眼)のアイビームをバッファローマンの全身にまぶしながら「ほう、まだ闘うというのか。その状態でまだ?」と問いかける
バッファローマンは完全劣性なのに「当たり前だ。こんなに楽しい闘いはなかなかない」と返し、「ダウンなんかしてられるかよー!」とまたも手四つの体勢に持ち込む
ガンマンも「あぁ私もだ!」と応戦しどちらも「格闘ジャンキー」・「格闘中毒」状態の様子
戦闘潮流
ガンマンはシャバババ言いながら「お前は楽しい奴だな!さっきまでのウソつきぶりはどこへやら、とても正直な闘い方をする!そして正直になればなるほど、そのおびただしい出血量と引き換えにパワーの最大値も上げてくる!どこまで上がるのかこの私も見たくなってきたぞ。さぁどんどんパワーを上げろーッ」とまくしたてる
明らかに劣勢で今にも敗北寸前に見えるバッファローマンだけどまだまだ強さを増しているとのこと
バッファローマンも「アンタだって変わったヤツだぜ。普通なら自分が有利なままで試合を進め勝利するのが鉄則だ。それなのにわざとこうやってオレのパワーを引き上げて、不利に追い込まれた自分を楽しんでやがる!面白ぇ!!」と返す
「シャバババ、何度も言ってるだろう。私は、ただ正直に闘いたいだけだ。それで負けたらそれまでの男だったということ。だからお前も最大にパワーが高まるまで・・・失血死なんてするんじゃねぇぞー!」とそれまでの鬼畜ぶりはどこへやら急に漢らしいことを言うようになったキャラ転換ハンパねぇワイルド・ガンマン
こって牛は「ありがてぇ!」と感激しながら「だがそんな性格をしているあんただけに一つ疑問がある」と問いかける・・・
「なんだーっ!?」と素直に応えてくれそうな雰囲気のガンマン
手四つの力比べをしながらもめっちゃおしゃべりを楽しむご両人
ほぼ抱き合ってるような状態で暑く語り合うとかもう完全にあっち系の世界に突入しそうな雰囲気
お互いガチムチだし熱く激しい夜になりそうだな
そしてバッファローマンは問う
「なぜその“真眼(サイクロプス)で”あの武道(ブドー)・・・いや、超人閻魔を見ようとしない?」と結構核心に踏み込んだ質問を投げかけガンマンもさすがに「ドキッ」とした様子
依然として肘をついて足を組む姿勢を崩さずに試合を観戦し続けるストロンゲスト武道・・・
闘い的には大して進まずどっちかってとお互いの闘いへの情熱がぶつかり合うだけの展開で今回は終わり
闘いの挽歌
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次回予告見出しでは「次回、ついに重量級対決が決着!!勝敗のカギを握るのは“真眼(サイクロプス)”…!?」と、次回の決着を予告している
ガンマンが閻魔様をサイクロプスで見ない理由についてのおしゃべり大会だけでほぼ1話消化しそうだし、とてもあと1週で終わる展開には思えないんだけど・・・
「重量級対決」とか言ってるけど体格差も圧倒的なんだけどね
強さだけでなく敵のデカさまでインフレしてきてバッファローマンが大型という風潮もなくなってきたし
でもバッファローマンがネメシスやサイコマンと闘えばやっぱりバッファローマンは巨漢になるわけで
閻魔様やガンマンが大きすぎるんだよね
キンターマンも大きいけど
それにしてもガンマンも強いけどバッファローマンも相当タフだな
ある意味底知れないスタミナと潜在パワーの持ち主だ
実質ターボメン・旧グリムリパーと続いてこのガンマン戦で1日3試合目みたいなもんなのに
しかも各アイドル超人達(ラーメンマン除く)と違って闘った後もダメージが大して残ってないんだよね
ラーメンマン以外は一試合闘っただけでもう連戦なんてとんでもない状態なほどボロボロなのに
そう考えるとタイムラグが短かったブロッケンJr.の連戦は相当無理があるな
ましてサンダーサーベルにマグネットパワーまで使える強敵相手に・・・
しかも最上階・・・
そもそもこの闘いもどっちが勝つか全く見えなくなってきたし
普通に考えればパワーを最大限まで引き出したバッファローマンが勝つんだろうけど
ガンマンも底知れなくなってきたからなぁ
ロングホーンが手刀だけであっさり折られた事を驚愕する展開だったけどキン肉マンだって手刀で折ろうとしてたしそこは大したことないんじゃ・・・って思えたりもする
そもそもハリケーンヒートの時を見ていればわかるけどあれ簡単に取り外し可能みたいだし・・・
ハリケーンヒートの時の長いロングホーンはどこへ行っちまったんだろうか・・・
あのロングホーンとキンターマンのアレはどっちが長いのか
キンターマンも股間でハリケーンミキサーができるんじゃないだろうか
できてもさすがに描くことは困難だろうか
いくらプレイボーイ誌上であっても「限度」ってもんがあるからねぇ・・・
金玉はともかく本当に来週で決着つくんだろうか
このサイフォンリングでのメインディッシュはテリーマンVSジャスティスマンとラーメンマンVSネメシスだと思ってるんで、この闘いはそろそろ終わってもいいかなとは思ってる
フルコースに例えるならこの闘いは前菜で、ブロッケンJr.VSサイコマンはデザートのようなもんだと自分の中では考えている
テリーマンやラーメンマンが最強クラスの相手と闘うのってほんと久々だからすごく楽しみなのである
キン肉マン 週プレ最新作 第131話 「闘いを愛する者たち!!」 感想(あらすじネタバレ含む)は以上
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