キン肉マン 275話 勝利への数式 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第275話 「勝利への数式!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)

アリステラの大技「Ω(オメガ)・アポカリプスクラッシュ」が壮絶に決まり不死身(不死鳥)のフェニックスもついにお陀仏か?

だがなんのことはなくすぐに立ち上がりほとんどノーダメージ状態でなんだか拍子抜けする結果に・・・

アリステラは「この技をくらって立ちあがってきた谷津は久しぶりだ。並みの超人なら首の骨がヘシ折れ即死なのだが」と物騒な事を言う

超人だったら首の骨くらいヘシ折れてもピンピンしててほしいもんだ

加圧トレーニングで骨が生えてくるマンガなんだから(笑)

アリステラは「スーパーフェニックス、やはりただモノではないということか」と珍しく相手を褒めちぎる

フェニックスは「いや、大した技だった。驚いたさ。だがそれも俺を仕留めるには高さが60cm 角度が15度足りなかった」と頭脳的な事を言う

アリステラは「高さと角度だと?」と問い返しちょっと何言ってるかわからないサンドウィッチマン富澤状態に突入する

フェニックスは「貴様がこの技の仕掛けに入ったのはオレが失敗したバックドロップの切り返しから。だがその高さはオレがその前の技のために計算して出したもの。つまりオレのための間合いであった。だから決めきれなかったと親切に教えてやっている」と語り、お得意の(?)テコの原理やらスポーツ力学やら高等数学を駆使した「科学的レスリング」論をつらつらと述べ始める

アリステラは「面白い意見だがお前が技を食らった事実に変わりはない。所詮は偶然に助けられただけのこと。それを偉そうに語る姿は実に滑稽ーッ!それがお前のウリの”知性”とやらなのかー!」とフェニックスとは対照的に直情的かつ脳ミソ筋肉気味に突進して殴りかかってくる

だが、生まれて数か月で世界各国の言葉を2日で覚え、12桁の暗算が出来るようになった超天才・フェニックスの脳内で様々なスポーツ力学や高等数学の計算が目まぐるしく処理されていてさながらコンピューター超人のように的確に対処法を見出す

「頭脳よりパワー」という発想で攻めてくるアリステラの左腕を取ると脇固めに捉え、さらにアントニオ猪木がアンドレ・ザ・ジャイアントからギブアップを奪った腕固めに捉えるが・・・この漫画はギブアップで決着がつくことはほとんどない(せいぜい足を負傷したテリーくらい)

アリステラも体を反転させて難なく脱出し、また背中のオメガハンドを起動させ再び「フォーフィンガースプラッシュ」を狙う

だがフェニックスは「読めた、アリステラの動き」とつぶやくとフォーフィンガースプラッシュをことごとくかわしてゆく

しかしついにアリステラの本体に捉えブレーンバスターの体勢のまま上昇し超高度からの~垂直落下式ブレーンバスターを狙う

「今度こそその屁理屈を封じてやる!」とか絶叫してますます脳ミソ筋肉マンぶりを発揮

フェニックスは頭ん中で「この技の入るタイミング・・・スピード・・・接地時の摩擦係数も考慮に入れて・・・」とぶつくさつぶやく

そしてネメシスがやっていたように頭部や首へのダメージを軽減する為に首周りの筋肉を肥大化させ始める

アリステラの超高度垂直落下式ブレーンバスターが炸裂する

だがフェニックスは「フフフ」と余裕の笑みでアリステラは「効いてない!」と驚愕する

フェニは「言ってやったろう。次は角度が12度、高さが3.5cm足りなかった」と指摘

そんな細かい角度や高さをいちいち考えて技をかける谷津なんているんだろうか?

フェニは「勝負は落下寸前の僅か数秒間。致命的にならぬようオレは最大限の受け身を計算して準備した」とまで言い切る

まるで三沢光晴並の受け身の技術・・・いやそもそも首周りの周辺を膨張させてる時点で人間じゃないか・・・って実際人間じゃないけど

「あ・・・頭で受け身を取ったというのか?」と愕然とするアリステラ

頭で受け身とか90年代全日四天王鎖国時代で垂直落下系の大技ばかりな試合の中で脳天から落とされまくっても立ち上がったまさに三沢・・・

フェニは片膝ついて腕を組む妙なポーズから「知性こそ超人格闘技者の源!その最大の本質は防御力の高さにある!!」と大見得を切る

まさに王位争奪編の一回戦開始前に放ったセリフそのものである

後半の「その最大の本質は防御力の高さにある!!」は今回新しく(後出しで)出てきた“新概念”ではあるが(笑)

そんな防御力高いイメージあったかな・・・ってそもそもフェニックスチームに「知性」を感じる超人って下手したらフェニックスだけじゃ?

まぁ・・・サタンクロスは家庭教師をヤッてたくらいだから知性を感じるとしてオメガマンも超人閻魔の右腕とか言ってるから知性は感じるか

だがプリズマンとマンモスマンはどうだ?

マンモスの野郎は一見脳ミソ筋肉キャラと思えば意外と抜け目なかったり周到だったりするがⅡ世でそのイメージもブチ壊れた

ましてプリプリマンの方はもうまるっきし何もかも知性を感じる描写がなかった

ただジャンプ連載時代までで登場したキャラの中で身長が一番高いというだけであとはレインボーシャワーやってるだけみたいなキャラだ

これのどこが「知性派」なのか?

結局フェニックスだけの「1人知性派軍団」状態だったフェニックス(知性)チーム

たった1人で知性を標榜するなんて知性派というより「純情派」って感じね

はぐれ刑事じゃあるまいし・・・

そこでアリステラは「ヌかせー!」と絶叫して片足タックルをキめてあっさりマウントを取ってそこからパウンドの乱れ打ち

「どうだ!これなら受け身も関係ない」とまるでギヤマスターを倒したどっかの誰かさんみたいに「何が知性だ!」的に喚き散らす

知性派アピールされたことがくやしくてくやしくてたマラないご様子

だがフェニックスは結構ボコボコ殴られ顔が腫れつつも余裕の表情は崩れず

そして「お前の超人強度は弟と同じと仮定すれば8600万パワー。それに対して今のオレは知性の神の憑依を拒み・・・たかだか95万パワーしかない」とフェニックス・・・というより「フェニックスマン」本体の超人強度はキン肉マンと同じ95万パワーしかない衝撃の事実をカミングアウトしちまった!

そもそももともと1億っぽさ全然なかったし1500万パワーの悪魔将軍や2800万パワーのネプチューンマンの方がとても勝てそうにない絶望的な強さを感じたし、やっぱり五王子の強さって憑依していた邪悪の神による「ドーピング」の力も大きかったのかなと思えてきたが・・・

ってことは今シリーズに登場した他の3王子も皆邪悪の神の憑依は拒んで元々の95万パワーで戦ってるってことか?

みんな頭に「キン肉マン」とつくからおそらくみんな95万パワーなんだろうし違ってもせいぜい数万パワーの違いだろう

だが・・・マリポーサは強くなってた感があるしあれはアノアロの杖や偽リベンジャーを失っていろいろ試行錯誤した結果だろうか

ビッグバディに関しては元がどの程度だったかもはっきりしねーが普通に強くなってると感じるのが妥当じゃあないだろうか?

そしてやっぱり問題はゼブラであってこれは憑依してようがしてなかろうが強さに大きな違いは感じられなかった

マリキータマンがそこまで絶望的かつ圧倒的に強い敵ってほどでもなさそうだしどうもゼブラというキャラは実際は弱いとしか思えない・・・

フェニックスは95万パワーしかないにもかかわらず「だが、それだけ差があろうとオレは一切お前に負ける気がしない」と強気な発言

まぁたしかにこのマンガの「超人強度」など強さの指標として大して役に立たないのは事実

そしてフェニックスはマウント取られてたのに・・・なんだこれ・・・なんか足の力でアリステラを持ち上げてマウントから脱出する

さらにその「強力」な左足でアリステラの右腕を脇固めの体勢に捉えてさらに両腕でその右腕をひねり上げる見たこともない技へ

そもそもマウントからこんな脱出法ができるなんてもう人間じゃねぇ!

実際人間じゃねぇけど

で、右腕を捉えられていて顔をガードできないフェニックスの横っ面を「パワーの壁など無きに等しい!!」と叫びながら殴りまくる

だがアリステラはあくまでパワー勝負とうつぶせの状態から「フォファ~!」とか言いながらフェニックスの肉体を持ち上げる

そのまままたジャンプして今度は高い位置からのオクラホマスタンピートを狙う

「今度は高さも角度も申し分ない」とついに力押しじゃなくて高さや角度など緻密な計算まで施したようで結構影響受けやすいタイプのようだ

だが95万フェニックスは空中であっさり体勢を入れ替え上になり互いの頭が逆さまで背中合わせのような体勢に

そしてアリの両肩に自らの両足を上下逆の体勢から通してその両足でアリの肉体が「コ」の字になるようにアリの両足もクラッチする

そして両腕でアリの両腕もクラッチしたまま落下して叩き付ける大技「不死鳥サンダーストーム」なる新技をついに披露する!

またゆでたまご嶋田先生が二体の超可動フィギュアをこねくり回して考案した姿が目に浮かぶ

ただビッグボディのメイプルリーフクラッチといいウルフマンの雲龍不知火投げといいなんとなく系統が似たような技が多いような・・・

「それを実現するのが圧倒的な我が知性!」とか絶叫してるけど「それ」って何だ?

95万パワーでも「パワーの差など無きに等しい」ってことをか?

とにかくフェニックスの珍しい大技が誕生したところで今回は終わり

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王位争奪編のフェニックスといえば知性とか言いながら大して知性を感じるような描写もなくこズルい小悪党というイメージの方が強かった

あの手この手と卑怯な手段を駆使してキン肉マンチームを試合以外で潰そうとしたあたりなどまさにそう

挙句には邪悪5神全員を憑依させ「超人強度5億?」疑惑も出るほどのチート・ドーピングまで果たしもうめちゃくちゃ!

頭良さそうな描写なんて電流地中埋蔵シーンくらいしか感じられなかった

そんなフェニックスが今回は知性爆発状態

まさに作中屈指の「頭脳派」キャラへと“変貌”しつつある

そしてフェニックス単体としては大技がとにかく少なかった

マッスル・リベンジャーとせいぜいレイジング・オックスくらいだった

小悪党イメージに加えて数少ない持ち技に力強さも威厳も感じられないキャラといいジャンプ連載時代のラスボスとしては「弱い」感があった

悪魔将軍より弱いだろうというのが大方の見方だったしすでにゆでたまご先生もそれを認めたほど

それどころかマグネットパワーありならネプチューンマンの方が強そうだし下手したら部下のオメガマンやマンモスマンの方が強いんでは?

そんなこんなでとにかく「つ・・・強い!」って読者がうなるような場面や絶望感などが「全く」なかったラスボスだった

まして性格面もコロコロ変わる迷走ぶりだった

1回戦ではわざわざキン肉マンチームが3人ヌきをキめるまで待ってから自軍も3人目(ゴーレムマン)をヌくという行為をした

そしてキン肉マンチーム救援に向かうテリー&ロビンをそのゴーレムマンの肉体を活かしてサポートする

そして「敵は大きければ大きいほど倒し甲斐がある」という姿勢まで見せてカッコ良さを見せつけたが・・・

準決勝以降はもう小悪党ぶりしか見えず1回戦からの3日間で性格変わりすぎだろという解離性同一性障害疑惑まで見せつけていた

あの3日間にどんな心境の変化があったんだろうか・・・?

解離性同一性障害といえばドラゴンボールのランチが際立っていた

だがそのランチが作中から突然描かれなくなったのもこの解離性同一性障害を極度に描いたからだという根拠のない噂も出回っている

そのキャラ設定にどこかの団体からクレームが入ったとか

だがこれあちこちで言われてるけど情報元が全くないしまさにネットで誰かが生み出したデマという可能性もありよくわからない

鳥山明先生や歴代担当編集とか誰かがそのことに言及してるなら信用できる話だけど

ネットに出回ってる噂はゼロから作りだした妄想ばかりだから鵜呑みにせずスルーすることが大事である

ネメシスとフェニックスってどっちが強いのかな?

どっちも幼少期から超人的頭脳を発揮していた

まさに「天才対決」となるわけだ

風貌もキン肉マン系のスタイルだし

結構見てみたい対決でもある

まぁネメシスかな・・・

それにしてもフェニックスのスポーツ力学や高等数学の方程式を取り入れたという「科学的レスリング」とやらが初めて明るみに出たわけだ

ジャンプ連載時代はそれっぽい闘い方なんてほとんど披露せず大阪城の地下に巨大迷宮を築いたりジャングルジムを解体したりと・・・

姑息なマネしかしてなかったからね(ある意味では“頭”を使った結果)とも言えるが

でも貧しかった頃はその「科学的レスリング」だけで正々堂々と勝負してキン肉星の格闘技大会で優勝目前まで勝ち進んだんだ

決勝戦であの妙なガチムチ超人に勝ちさえすればフェニックスがキン肉星の王子になっていたわけだ

あの謎のガチムチ超人はキング・トーン(イクエちゃん)でもなさそうだし一体その後どうしたんだろうか・・・?

連載終了が決まっていてモチベーションが萎えていたのか中井先生のいかにも「やっつけ」で描かれたあのガチムチ超人のことが忘れられない

「今何してるのかな?」とか

「風邪ひいてないかな?」とか

「ちゃんとごはんたべてるのかな?」とか・・・いろいろ心配になっちゃう

きっと再登場してくれると信じて生きてイきたい

夢を信じてm(゜- ゜ )

再登場が期待されるキャラはアタルやサタンクロス(サムソン・ティチャー)やロビンマスクやカメハメやキンターマンなど数多い

読者の思いは様々だ

だがあのガチムチ野郎の活躍を願ってるファンも世界中に1人はいるだろう

それだけの数のファンが再登場を願っているんだ

ゆで卵先生にはこの数字の重さをよっく考えて頂きたいと思ってる

ゆでたまご先生・・・一生ついてイきます!

キン肉マン 週プレ最新作 第275話 「勝利への数式!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)は以上

次回は2月25日発売です

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