キン肉マン 週プレ最新作 第84話 「ピサの斜塔の“因縁”!!」の巻 感想(あらすじネタバレ含む)
超人墓場から突如地上のイタリアはピサ市に飛び出しちまった「悪魔の鬼教官」ことスニゲーター
「なぜだ!ここは完璧超人始祖(なんちゃってパーフェクトオリジン)の待つ闘技場ではなかったのかぁ~!」と妙に感情的に嘆くスニちゃん
コイツこんな性格じゃなかったよね?
たまりません
「なぜだ!なぜだぁ~!」と嘆きまくるスニゲーターの前にまたドラクエの旅の扉みてーなのが現れます
「私が次元の壁をぶち開け繋げてやったのだ」と中からミステリアスパートナーのようなフードのまんま何者かが弾丸のように飛び出しスニゲーターの顎をアッパー気味にヘッドバット
そして姿を現した完璧超人始祖6人目の戦士・・・
あれ?
6人目なのに漆式(セブンス)が出てきちゃったぜ?
セブンス=ナンバーセブン≠ウルトラセブン・・・とにかく6を飛ばしてまず先に7が出てきちまった・・・
そりゃ順番通り出てこなきゃいけないルールなんてどこにもないけどさ・・・
「人間は異質なモノ」に違和感を感じる生き物である
なぜ6を飛ばしたんだ?
なんかここがすごく引っかかるぞ?
誤植?
とりあえず6を飛ばしたのが何の意味があるのかわからない
プリプリマンやアームストロングやミスターアメリカンみたいな誤植レベルなのか
誤植と言えばスニゲーターの超人強度が当初本来の超人強度の10倍に相当する4000万パワーになっていたこともあったが
でもあれスニゲーター4000万でも別にいいと思うんだよね
ホークマンやミスターVTRやミキサー大帝レベルで超人強度5000万パワー以上あったんでしょ?
まーあれはマリポーサの発言だけで公式設定ははっきりしてねーけどよ
フクロウ野郎やビデオ野郎やネジ一本抜けただけでバラバラ野郎などの弱小超人どもが5000万パワーもあるならスニゲーターはもっと高くても良いだろうし
そもそも超人強度ほどアテにならない尺度のものもないし
ドラゴンボールの「戦闘力」も怪しい数値だったが超人強度は100万パワー前後の超人が1億パワーと戦って勝ったりとかあまりにもめちゃくちゃすぎるからね
いくらビッグボディーが1億パワーだからってあれを「強い」と考えるのは妄想の産物でしかないわけで・・・
と、言うわけで6を飛ばして7が出てきたのは誤植だったり?
次回以降ひっそりと6に戻されてたりしてね
まるでアフリカ代表のキンターマンが後年ひっそりと「中央アフリカ」代表に差し替えられてたようにね
「人間は異質なモノ」に違和感を感じる生き物である
キンターマンの持つ異質な“モノ”に・・・ね
まーとにかく誤植かどうかわからないが完璧超人始祖漆式(パーフェクト・セブンス)の「ガンマン」が姿を現しました
・・・
なんだこのいかにも小物感溢れる登場ポーズと風貌は・・・
こんなのに貴重な「ラッキー7」の番号与えちゃっていいの?
ますます誤植を疑いたくなる雰囲気になってきました
そもそも自分で「完璧超人始祖“漆式”(パーフェクトオリジン・セブンス)、ガンマンを前に頭が高いわー」とか言って変なポーズ取って登場してるし
なんだっけこの新喜劇だかでよくやる両手広げて片足上げるポーズ
それに見えるのは偶然か?
大阪出身のゆでたまご先生だけに
この「ガンマン」って名前もなんだか・・・
この「ガン」は「荒野のガンマン」な「Gun」の意味ではなく顔の中央に1つ目になっている超人だからその「眼」の意味なのかな?
それかΩ(オメガ)マンという完璧超人がいたことから、γ(ガンマ)ンってこと?
そうなら残りのオリジン弁当の中にも「α(アルファ)マン」とか「β(ベータ)マン」とかいるのかもね?
「荒野のガンマン」的キャラクターなら既にテリーマンがいるから被っちゃうし
まーとにかくそのナンバーも、風貌も、そして名前や言動まで何もかもアレな新キャラクターですが、
そんなことも気にせず果敢に「この私と対等に話せると思うな!たまたまゴールドマンの弟子についていた下等超人ごときが」とますます小物感満載の発言をかましながらさらに頭突きをスニゲーターに入れていくガンマン
前のペインマンがどっちかと言うと思慮深いキャラだっただけに、そのコントラストでコイツの上から目線・選民思想は相当鼻につくものがあります
頭突きをくらってスニゲーターはピサの斜塔から転落しそうになる
つかいつの間にピサの斜塔に登ってたんだ(笑)
「てめぇナニしやがる」とスニゲーター
「あぁにっくきはあの裏切り者のゴールドマンだ。勝手に出ていったかと思えば何万年も経った後にこんなくだらぬ下等超人を高貴な私の前によこしやがって」とまたも自分で自分を“高貴な”とか言っちゃう小物臭
なんか・・・最初に登場した時の「それは繋がっているのではない」というセリフもそうだけど、
微妙に会話がかみ合ってないというかズレてるスニゲーターとガンマン
ガンマンがまともに対等に会話するのも不快なほど下等生物と見下して自分で自分の意見を一方的につらつらと述べてるシーンと捉えるべきなのかな
とにかく一つ目の奇怪な風貌からはとても「高貴な」雰囲気など微塵も感じられないわけですが・・・
「許せん・・・なにもかも許せんぞ・・・」と相変わらず一人でゴールドマンへの恨み言をつらつらと述べ続けるガンマンの独壇場
「こうなる未来は見えていた。ゴールドマン・シルバーマンが墓場を去ったあの日から」とまるでカイジみたいなことをほざくガンマン
未来は僕らの手の中?
そしてガンマンは未来を見通せる「真眼(サイクロプス)」を持っているとのこと
あ~なるほどサイクロプスだから一つ目なのね
ドラクエを思い出しますなぁ~
ドラクエ2のロンダルキアとか
サイクロプスよりギガンテスの痛恨の一撃とかシャレにならなかった・・・
はかい+はやぶさ・・・
でも未来を見通せるってことは当然相手の次の攻撃を読めるというチート能力もありそうなガンマン
見た目は弱そうでまるでダルメシマンのような小物感ハンパないですが実は強いのかも
ファイティングコンピュータ時代のウォーズマンもそうだったように・・・
ミラージュマンみたいないかにも強そうなキャラクターが単なるこけおどしのザコ超人だったことから、
以外とこんな弱そうな風貌の超人が強かったりするのかもやしれまへん
とにかく眼マンは未来を知見できるからいずれゴールドマン(=あのお方=将軍様)が率いる軍団と全面戦争になるからその前に「取り巻き」の無量大数軍(ラージナンバーズ)あたりを引き連れて奴らを粛清に向かえと他のオリジン弁当連中やあやつ(=ストロング・ザ・武道=太古のやたらゴツい超人の神)に会議(合議)の場で再三主張したとのことで、実際に会議室で力説しているガンマンとそれを白い目でスルーしてる“あやつ”達の姿が描かれる
スニゲーターは「ケケケ、それなら先刻承知よ。今頃そいつら(無量大数軍)は我らが将軍様の放った別働隊(7人の悪魔超人)と交戦中よ」と語り7人の悪魔超人と無量大数軍の戦いのシーンが背後に描かれる
ガンマンは「あぁ、きさまの言う通り後手後手!それこそ私に言わせれば数億年単位のノロマすぎる後手作だ」と返す
ラージナンバーズが襲来してきたのは数億年レベルの遅さだと主張するガンちゃん
“あやつ”はガンマンのゴールドマン一派粛清要求を数億年に渡って拒み続けてきたとのこと
「“イレギュラー”は問題を起こさぬうちに殲滅粛清すべきだった」と悔しがるガンマン
先ほどから「?」とか「イレギュラー?」とかスニゲーターが疑問に思っても丁寧に補足せずにまるでこの糞ブログのように自己満足的にベラベラベラベラとしゃべり続けるガンマンにますますスニゲーターと対等に会話する気もない雰囲気が感じられます
目が1つしかないからスニゲーターの事など余計に眼中に入らないのかもやしれまへん
とりあえず「イレギュラー」の説明を唐突に始めるガンマン
「稀に生まれるのだ。下等超人の限界を超えた力を持つ者が地上にな。ゴールドマンの高弟にまでなり得たお前もその1人だ」と初めてスニゲーターに向き合って言葉をかけたガンマン
背後には悪魔騎士に加えてバッファローマンとスプリングマンも描かれています
バッファローマンはもちろんのことスプリングマンも「限界を超えた力をもつ者」として(作者的に)認めてもらえてるようです
その「下等超人の限界を超えた力をもつ者」を「イレギュラー」と呼び監視対象としてマークを続けてきたとガンマンは語ります
やってることは残虐の神たちと同じなんでしょうね
スニは「ケケケ、光栄じゃねぇか。やんごとなき完璧超人始祖様や超人墓場からまさかオレなんぞがマークされていたなんてな」と語ります
するとすぐに「黙れ思い上がるなこのド下等が!」と手のひら返すワイルドガンマン
「多少見るべきところがある“イレギュラー”でもしょせんは下等超人。精神的には未熟極まりないクズにすぎないことがほとんどだ」と語ります
しかし「あやつ」は厳しい選抜の後に認めるところのある“イレギュラー”は完璧超人に引き上げても良いという考えでその存在を容認してきたとのこと
つまりその結果として引き上げられたのが無量大数軍やネプチューンキングやネプチューンマンやオメガマンやケンダマンやスクリュー・キッドや1000人の弟子達ってことなのかな?
にしてもラージナンバーズの他に1005人も完璧超人増やすなんてずいぶん緩い「審査基準」だったようで・・・
そしてガンマンはそれには反対でイレギュラーは即刻粛清して根絶やしにするべきだと考えていた典型的な「過激派」思考のようで、それは真眼(サイクロプス)が今日のような日が来ることを予見していたからとか
ピサの斜塔の頂上で長々とすさまじいオーバーリアクションで演説を続けるワイルドガンマン
ホント・・・よぅ喋るねぇ・・・
「この世界の秩序の維持こそが我ら完璧超人共通の願いであると同時に太古より天に与えられし永遠なる使命!それを脅かしにきたお前たちの今回の暴挙は万死に値する大罪だ!!」とすさまじく暑苦しい力説ぶり
こんなに「熱い」完璧超人今までいたっけな・・・
完璧超人はいついかなる場合も冷静・沈着でなければいけないはずだが・・・
スニもさすがにカチンと来たようで「おぅおぅ随分と勝手なことを(長々と)言ってくれるじゃねぇか」と切り出す
「自分たちの基準だけで世界が回っているというその高慢チキな独善ぶり。まさにオレたちの気に食わねえ完璧超人の態度そのものだ」と反論
「それでこそ悪魔超人としては殺(ヤ)り甲斐があるってもんだぜ~」と鋭利な牙の間から涎を分泌させ今すぐにでもこのおしゃべりガンマンを噛み千切りたい衝動にウズウズしているスニゲーター
ガンマンは「シャバババ!何を言うか!それはこっちのセリフだ」と返す
どうやらこいつの奇声は「シャバババ」のようですね
ゴールドマンのせいで地上と超人墓場が直結してしまったが、そのおかげで「カタブツの門番」であるミラージュマンの許可なしに“我ら”は自由に地上に出られるようになったとのことです
つまりガンマンは今後自由に「粛清」にやってこれるようになったと危険な解放感に浸ります
スニゲーターはこの発言から他のオリジン弁当連中も地上に出てきていると察知します
ガンマンは「お前たちは禁断の扉を開いたのも同然」と告げます
「だったらもう日陰でこそこそ戦うこともない。日の当たるシャバで全面戦争とシャレこもうじゃねぇか」とガンマンにドロップキックを敢行します
しかしあっさりとそれを払ってスニの足を掴んだガンマン
「やぃ目ん玉野郎!オレのスニーカーに触るんじゃねぇ!」とスニーカーの設定もしっかり生きています(笑)
目ん玉野郎は「完璧超人として野試合は関心できんなぁ」と語り都合よく円形闘技場の客席みたいなもんが現れます
そしてさらに1つ目野郎はピサの斜塔の傾斜をその強力で垂直にまっすぐ「ズズーン」と治しちまいました
「ズズーン」と真っ直ぐに長く太くまるでキンターマンのように天を向いてそそり勃つピサの斜塔
すると今度はリングまで地中から現れました
つまり・・・あれか
ピサの斜塔は地下に埋もれていた闘技場を出すスイッチにすぎなかったと
そりゃ前方後円墳が地球の磁力を放出する鍵穴だったマンガですからこれくらい朝飯前のおちゃのこさいさいでしょうが
そうですか・・・
だからいつも傾いていたんですね・・・
右曲りに
右曲りのほうが気持ちいいって言いますけど・・・
そしてガンマン・・・
天津飯がナッパに3つ目野郎とコケにされていたのを思い出させる風貌です
そしてコケにされるのを何より嫌うのがフリーザ様です
「目ん玉野郎」はどうなのか
そういえば「ドラゴンボール改」の魔人ブウ編が4月から放送スタートするらしいですね
ジョジョ3部のアニメ放送開始と共に・・・たまりません
ガンマンは語ります
ここはかつて超人墓場ができるさらに以前の時代
“あやつ”に選ばれた10人の完璧超人始祖が最初に特訓を始めた「はじまりの地」であると衝撃の告白(?)
そしてスニゲーターに猪突猛進で突進してくるガンマン
ピサの斜塔が12世紀~14世紀の年月をかけて創られた建造物ではあるものの超人墓場はもっともっととんでもない昔からあったはずなのに・・・というこのマンガの“お約束”な疑問を抱えて今回は終わり
————————————————————
6番を飛ばして7番
ピサの斜塔と超人墓場どっちが先か問題
いろいろありますがまーとにかくちゃっちゃと戦ってほしいですね
ちょっとガンマンはおしゃべりすぎでしたね
クリント・イーストウッドも泣いています
まーそっちの意味の「ガンマン」じゃないみたいですが
スニゲーターは下手すりゃザ・ニンジャやサンシャインより強いんじゃないかと思われる強豪
片や対戦相手は相手の攻撃を予見できる(と、思われる)超人
壮絶な戦いになりそうですね
このまんま悪魔騎士が完璧超人始祖の「逆・粛清」を続けるのか
ガンマンが6番を差し置いて先に登場した意地を見せ完璧超人始祖の沽券を保つのか
小物感満載ではありますが意外とこんなのが強かったりしてね
今回はドラゴンボールネタ多かったけど肉体の感じはガンマンってギニュー特選隊にいたリクームみたいだね
とにかく熱い戦いを期待します
キン肉マン 週プレ最新作 第84話 「ピサの斜塔の“因縁”!!」の巻 感想(あらすじネタバレ含む)は以上です
次回は3月3日発売です
また隔週ペースになりつつありますが仕方ないですかね
甘酒とあられでも食べながら読めば良いでしょう
でも餅食いすぎるなよっ!