キン肉マン 157話 始祖(オリジン)VS始祖(オリジン)!! 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第157話 「始祖(オリジン)VS始祖(オリジン)!!」の巻 感想(あらすじネタバレ含む)
完璧・弐式(パーフェクトセカンド)・シルバーマンと完璧・拾式(パーフェクト・テンス)・サイコマンの身内同士の闘いが始まった
最初に仕掛けたのはサイコ野郎
お得意の握力「巨握の手」で皮膚を引き千切ろうとでも思ってるのかニャガニャガ言いながら掴みにかかる
しかしシルバーマンも「防御」の神らしくドラゴン紫龍の聖衣にあるような盾で巨握の手を全てガードする
しかしシルバーマンはその左腕をついにサイコマンに掴まれてしまう
サイコマンは「いかに防御の天才でも掴まれてしまってはおしまいでしょう」と言いながらシルバーマンの左腕を捻って伸ばし、そこに肘を落としてへし折ろうとするが、シルバーマンはその左腕の肘をサイコマンの脇腹に入れてクラッチを外し、サイコマンをサンダー・ファイアー・パワーボムの体勢に持ち上げ、さらにサイコマンの両腕を左右に引っ張ってクラッチしたまま後頭部を石のリングに叩きつける
レイザーズ(アウトサイダーズ)・エッジともスプラッシュマウンテンともBTボムともいろいろ言うよね~
しかし、ブロッケンJr.戦でもブレーメンサンセットやゾーリンゲンの鈍色刃で頭部を思い切り叩きつけられまくっても大してダメージがなかったように、サイコマンはキルハット(八つ裂きハット)のおかげなのか頭部への攻撃には相当な耐久力があるようで、すぐにブレイクダンスの要領で回転しシルバーマンの首をヘッドシザースの体勢で捉えてコルバタの要領で投げつけて反撃
投げられたシルバーマンも空中で体勢を立て直して着地
リング中央で向き合い手四つの体勢になりかけるが何かを感じたのかサイコマンは手四つの体勢で組み合うことを避けてバク宙で距離を取る
握力自慢のサイコ野郎がなぜ・・・?
するとサイコマンはニャガニャガ言いながら「私としたことがついハシャいでしまいました。久々にあなたと正面から組みたくなったのですが、その結果とんだしっぺ返しです。正面から組みついていくのはあなたの最も得意とする基本中の基本戦術でした。ならば私は打撃でしばらく様子を見てイキましょう!」と“完幻殺法”スピア・ドレスで攻撃を仕掛ける
しかしシルバーマンは依然としてドラゴンの盾で防ぐ
これまでこの技を仕掛けられたバッファローマン、プラネットマン、ブロッケンジュニアと皆なすすべなく切り刻まれるだけだったが、シルバーマンはさすが「守りの神」だけあってしっかり防御してる
だがじわじわと攻撃をくらいはじめじわじわとなぶり殺しにしてくれるフリーザ状態になってきたサイコマン
慇懃無礼な敬語使いという最も性格悪いタイプのキャラという共通点も似てる
顔が公家っぽいとこも似てる結構共通点多いサイコマンとフリーザ
いよいよシルバーマンの防御力も通用しなくなりシルバーマンのクロスチョップやミドルキックが入り始める
シルバーマンは「ガッカリですね。最初の一撃こそ感心しましたが、その後のあなたはどうですか!隙だらけじゃないですかーっ!なんですかそれはーっ!長らく首だけになっていたからですか?体の動きに全く昔のようなキレがありません!」とまくしたてながら攻撃し、「それが最も顕著なのが首から最も遠い下半身です!」と左足に強烈なローキックを入れる
ついに片膝を付くシルバーマン
「ほうら御覧なさい。こんなキックの連撃を食うなどもってのほか。私の知っているあなたはこんなもんじゃなかった。私の知ってるシルバーマンはどこに行ってしまったのですかぁーっ!」とサイコマンはシルバーマンの弱体化を露骨に指摘しながら、「昔のあなたならこういう攻撃にはどう対処しましたかーっ?」と蹴りを入れようとする
シルバーマンはドラゴンの盾で防ごうとするがサイコマンに「遅い!」と言われ、下からカチ上げるようなトラースキックをアゴに入れられてしまう
さらにサイコマンは続けて「こういう仕掛けにはどう対処しましたかーっ?」と叫び、シルバーマンが防御の体勢にすら入れない段階で「拙い!」と叫んでモロにレバーにパンチを叩きこむ
サイコ野郎は悶絶するシルバーマンに対して、彼の兄・悪魔将軍(ゴールドマン)が得意とした地獄の九所封じの1つである「スピン・ダブルアーム・ソルト」のようにダブルアームに捉えて回転しながら「そんなあなたは見たくないんですよ。あなたは誰よりも優秀で、あなたは華麗で、あなたは聡明で、あなたは美しく強かった。それを過去形で語りたくはないんです。今がそうでないのなら見なかったことにしてあげます。その代わり今すぐ私の前から・・・永遠に消え去ってくださいーっ!」と絶叫しながらシルバーマンを投げ捨てる
あれ?
今回はこれで終わりか?
なんか早いな・・・
早川さん・・・
つーか早川さん・・・
あれでヒロインなのか・・・
あまりかわいくないしカツオはB専なのか・・・
名前もないし・・・
そもそもカオリちゃんも言うほど・・・
花沢さんは声がナチグロンとキン骨オババだし・・・
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なんでこんなに早いんだ今回?
この糞ブログでこんな短い字数と短い更新時間で終わったの初めてじゃないかな
おしゃべり大会がなかったからかな?
闘ってるシルバーマンも観戦している外野も何も喋らなかったし
ページ数は普通に20ページだからいつもと同じなのにね
セリフ少なくて格闘描写メインになるとドラゴンボール並に早いテンポになるね
とにかくシルバーマンが「爪」を露骨に隠してるから何も言うことねぇな今回の更新は
攻撃受けてるのも何か意味がありそうだし・・・
単に長らく首だけだったから体が温まってないのかもやしれないけど・・・
そもそもその体どうやって手に入れたんだと
そしてどうやって生き返ったんだと
次回予告煽り見出しも「次回、シルバーマン、ブランクには勝てなかった・・・!?」と露骨に煽ってる(笑)
言うよね~
そんなわけないだろ(笑)
絶対このままヤられるわけがない
だったら何で出てきたんだって話になっちゃうし
それにしても何も語る事がないストーリーだったな
とりあえず「ドラゴンの盾」は防具を付けて闘ってるのに等しいからちょっと卑怯だなと思うことくらいかな
でもこのマンガは鋼鉄製なのかサファイア製なのか鎧を着用して闘うキャラもいれば、鋼鉄の体やらダイアモンドの体を持つキャラもいるし盾くらいでガタガタ言っても意味ないか
あまりにあっさり終わってなんか拍子抜けだなぁ・・・
下ネタの話でもする?
それかザ・キンターマンの話でもする?
え?
いつもしてるだろうって?
そうだよね・・・
今回あまりにも早く短く終わったから「たまりません」も言えずに終わっちまった・・・
言うよね~
とりあえず次回は白熱の闘いをお願いします
ただでさえサイコマンは連戦で鮮度がないんだから面白い展開にならないと・・・ね
それと最近王位編のアニメ版を見直してて思ったけどコニタがウザいのはともかく感動するシーンや泣けるシーンがめっちゃ多いってこと
天井に叩きつけられそうになるミート君をキャッチするテリーマンとロビンマスク
ネプチューンメッセージに呼応して大阪城に駆けつける正義超人達
「真・友情パワーのすばらしさ」
アタルが消滅する場面、ロビンが消滅する場面、アシュラマンの自己犠牲、マンモスマンの死、ブロッケンJr.の死、シマウマキッドの自己犠牲・・・
そしてカッコ良すぎる「許す事など何もない」のラスト・・・
酷評まみれの王位編アニメ版だけどこれはこれで結構良いもんだと今になって見直してみるとそう思う
最終回の「みんなで牛丼パーティー」も妙にはしゃいでるホークマンや笑顔で腕相撲をするフェニックスとウォーズマンはちょっとアレだけど、アタルが笑顔で真弓と小百合と牛丼食べてるシーンとか見ると「あ~家族が元に戻れてよかったな・・・」って思わされるし・・・
で、マリしゃんが可愛いんだこれがもう
無印の時も可愛いんだけど王位編の作画はさらにマリしゃんを可愛く描いてるし結婚したくてたマラねぇよ
やっぱり音楽込みだから余計感動的に感じるのかな
それは無印の「ただいまキン肉マン」(厳密にはその前の神谷明「See you again,hero」からの流れ)とか、植物状態になったラーメンマンがキン肉マンの手を取るシーンとか、超人タッグ編ラストでネプチューマンが人狼煙で自害する前に残した「この世で唯一完璧な物、それは正義超人の友情だ」というセリフとか・・・
それらも原作以上に感動した気がする
あ~でもネプチューンマンの「この世で唯一完璧なもの・・・」と王位編ラストの「友情とは・・・」のシーンは原作の方が重みがあって良かったかな
「この世で唯一完璧なもの・・・」のシーンは原作では1000人の弟子と闘ってもいいと言うキン肉マンとテリーマンをネプチューンマンが突き飛ばし、背を向けて仁王立ちして少し溜めてから「キン肉マン・・・キミはこの世に完璧なものなどないと言ったな・・・」と続ける流れだから感動がジワーッと高まる流れになっている素晴らしい演出だった
しかしアニメ版はこの至高の名シーンを全く溜めもなく、マッスルドッキングでKOされて立ち上がったネプチューンマンがすぐにそのセリフを話して空に飛んで行く形であっさり流しちゃってる
しかもマスクも無事なままで素顔の喧嘩男にもなっていない
アニメ版はテリーマンの名シーンの1つである「生きてる甲斐がねぇんだよ!」も完全カットしてるし、わけのわからない摩周湖への移動やらセメントスやらに無駄な尺をさいて、大事なこれらのシーンをないがしろにしてるとは非常に許し難い改編となっている
王位編ラストの「友情とは・・・」に関しては原作は最終回の最終コマだから重みが比べようがないから仕方ない部分もあるが、あのシーンはその直前にアタルやロビンやネプチューンマン達以外にゼブラチーム・マリポーサチーム・ビッグボディチームの面々までどさくさに紛れて復活していてそっちに気を取られてしまう
それでもやっぱり原作のあのラストシーンはあまりにもカッコ良すぎた
北斗の拳の原作最終回の「俺の墓標に名はいらぬ」からの「お前は既に死んでいる」も似たものがある
この2つのマンガの原作ラストシーンはマンガ史上屈指のカッコ良さを誇ると絶対に譲れないこれはもう
とにかく王位編アニメはいろいろ酷評されがちだけど見直して見ると結構いいと思うんだよね
アデランスの中野さんも無印の淡々飄々としたはせさん治より、個人的にはクドいほどの濃いキャラである千葉繁の中野さんの方が好きだし
意味のないカットや改編も多いからそのあたりは賛否両論なのはわかるけどね
アシュラマンVSサタンクロスを全編カットしたりね
散々無意味にコニタに尺を使って、大事な試合内容は2回戦以降かなり結構カットされてるし
ただ、ウザいウザいと思っていたコニタも良く見ると可愛いなコイツと思えてきたり・・・
2回戦以降はそんなにしゃしゃり出なくなってるからね
1回戦が酷すぎただけで
わざわざヘリで会津若松から熊本まで何度もやって来てはマリポーサやミキサー大帝にケンカ売ったり
だから・・・オレの・・・このオレの中では・・・もうそろそろコニタのこと許してあげてもいいかなって思うようになってきたんだ・・・
でも、五分刈りの旦那だけはカンベンな(王位編は出てないけど)
で、現行シリーズってこれらのような感動シーンがまだないんだよね
やっぱり主要キャラが死なないとダメなのかな
ロビンマスクが死んだ(生きてるか生き返るとは思うけど)時も、王位編の消滅シーンとなんか違うんだよね
王位編は今見直してもあれだけ泣けるのに、現行シリーズは泣けるシーンとか感動のシーンがほとんどない
昔の闘いのオマージュばかりで、かつての「熱さ」とか「感動」要素が薄れている気がする
涙が出るような感動シーンがまだないんだよね
多分これは「友情パワーが足りない」ということなんだと思う
これまでのシリーズは正義超人が友の為に自らの命を投げ出しても闘いそして死んでいく姿が感動を呼んだ
とにかくどのシリーズも「熱い友情」がファンの感動と感涙を呼んだのだ
しかし現行シリーズはそのようなシーンがない
友情の熱さを感じられるシーンがほとんどないのだ
だからいまいちグッとくるものがないのかもしれない
だから今後はまた泣けるようなストーリーとか感動するような熱い友情ストーリーとか見てみたいなぁと思う
7人の悪魔超人編と王位編は感動シーンの宝庫みたいなものだからこの2シリーズのような熱いストーリーがまた見てみたいなぁと思った
牛丼1つで80円だったらいいなと思った
ましてサイコマンは人気が高い超人であるわけでもないのにブロッケンJr.戦から連戦で描かれることになるわけで、しかもこれでこのキャラクターの闘いはこのシリーズ4試合目である
相手は未知のヴェールに包まれているシルバーマンとはいっても、読者人気の高いキャラが絡まない試合で今回のようなただシルバーマンがやられてるだけの展開じゃさすがに面白みがない言わざるを得ないのが残念
こんなこと言いたくはないけど何でも全肯定の「信者」にはオレはなれない
何を描いても・・・例え悪いものでさえも「素晴らしい」の称賛だけじゃ作品も成長しないと思うし
キン肉マンを愛するからこそ、エースだからこそ(1991年4月18日の三冠戦「ジャンボ鶴田VS三沢光晴」での竹内アナの実況「全日本を愛するからこそ、エースだからこそ、バックドロップだ!」が元ネタ)の苦言でございます
それっくらい今回はあまりに中身がなくて拍子抜けしちゃったなと・・・
とにかく今回はもうネタがない
そしてオレは下ネタが大嫌いだ
ついでに気の強い女も大嫌いだ
キン肉マン 週プレ最新作 第157話 「始祖(オリジン)VS始祖(オリジン)!!」の巻 感想(あらすじネタバレ含む)は以上
次回は2月1日発売です

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