キン肉マン 305話 降臨!大魔王サタン!! 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第305話 「降臨!大魔王サタン!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)
年をまたいで思いっきり心臓をブチ抜かれちまったマリキンターマン。
なんだか嫌な年越しになっちまたな...。
あんたはモチ食いすぎてないか?
腰振りすぎてないか?
振るなら振るで良いことだけどさ。

と、いうわけでマリキンタマは「お前だけは死なせない」とか昭和の硬派漫画みてーなセリフを吐きリングに串刺しになり息絶える。
なんかサタンが口から放った太くて長くて硬い鉄杭の先っちょがものすごく尖ってるからリングのマットが切れちまってるのよ。
マリキンの体重の重みで下に斬り裂くような形になって途中で止まって串刺し刑みてーな形になっちまって。
どっちみち死んでたも同然のキャラだったからあまり重みもないんだけどね。
あの状態で生きてると思ってた読者なんて1人もいねーだろ。
もしいたら友達になろうぜ?

で、サタンの野郎は「虫けらごときが邪魔しやがって」と自分でブッ殺したマリキンをコケにする。
そして「我が制裁から逃れる術はないことをわからせるために、私自ら手を下してやろう」とか言ってガリガリの貧相な肉体が顕在化する。
肉体持ってんじゃねーか!
だったら自分で闘えよ(笑)
そもそも悪魔の中の悪魔なのに一人称は「私」なんだね(笑)
まーこのオレみたいな糞野郎は「私」って一人称をプライベートでも使う相手とはまず友達にもホモだちにもなれないな。

サタンはゲキョゲキョ言うと顕在化した貧相な肉体に亀裂が走りこれはこの漫画お得意の「オーバーボディ」だったことが判明。
「ゲゲョガー!」とか頭のおかしい単語を発しながらオーバーボディをバリバリと引っぺがすと...。
中から出てきたのは・・・なんだかあんま「悪」っぽくない、どっちかってと正義っぽい風貌のマスクやら鎧やらいろいろ重装備な戦士。
なんかそこまで強そう感もあんまないんだけど。
とりあえず中井先生は描くのがめんどくさいと溜息ついてそうなデザインのキャラである。
こんなんでもどうせ超人強度ウン億パワーとかいうんだろうね。

だが相当デカいようだ。
アリステラより頭2つ分は大きい。
アリステラが「貴様がキンターマンを・・・うぉぉー!」と殴りかかるがワンハンドで顔を鷲掴みにして軽々逆さに持ち上げてしまう。
そこから背中を思い切り蹴飛ばしてコーナー鉄柱に叩きつける。
サタンは「勘違いするなよ。私はそもそも“依り代”などいなくても実体化できるのだ」と語る。
さらに「だが“しなかった”だけだ。その方が何かと効率がいいからなぁ」とマスクの上からでもヘラヘラしているのがわかる。

ここで血気お盛んなブロッケンJr.が「てめぇ!」とかいいながらサタンの巨体に片足タックルをかます。
だがやはりものすごい巨体のサタンはビクともせずブロッケンの脳天にエルボーを叩きつける。
するとそのエルボー一発でブロッケンのリモコンハットに穴が開いてブロッケンの脳天から出血!
ヒジの力で脳天に穴が開いたってことか?
でもよく見ると腕の装飾部分の先端が尖っていて、それが刺さったようだな。
どっちみち脳天に穴空いたんだからエラいこっちゃ!

そしてブロッケンは350m下の地上に投げ捨てられ何のヒネりもなく叩きつけられる。
それを見て今度はキン肉アタルが「貴様は許さん」と怒りの臨戦態勢に。
だがアリステラが「待て、キン肉アタル。この厄災の種を蒔いたのはこのオレだ。その席はこのオレが取るべきだ」と制止する。
アタルは「今のお前は闘える状態じゃないだろう。ここはオレが」と返す。
アリステラは「これ以上お前に迷惑はかけられん。何よりコイツはオレの“親友”マリキータマンの仇」と口にする。
そして相変わらずワンパターンなフォーフィンガースプラッシュで襲い掛かる。

だがサタンはあっさり2本の指をキャッチしてしまう。
その2本指をダブルアームスープレックスの体勢に捉えてジャンプして真っ逆さまに落とすスープレックス系の技を狙う。
だがそこにアタルが飛び込んでアリステラを庇ってどてっ腹にモロに2人分の体重を受けて吐血。
なぜか「アリステラ!」と叫ぶアタル。
そもそもアタルまで体張って助けなきゃいけないほどのお方なのかアリステラは。
とりあえず最近じゃめずらしく結構な急展開で今回は終わり

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次回予告の煽り見出しを見ると「次回、ソルジャーとアリステラの絆が新たなる展開を生む・・・!?」とある。
なんだかこのままソルジャーとアリステラが共闘して闘いが継続しそうな気配もある。
そうなりゃサタンVSアタル&アリステラ組の1VS2のハンディキャップマッチになるのか?
さすがにそりゃねーか(笑)
そもそも新たな敵勢力はサタンだけなのか?
それじゃ他の超人が闘う舞台もないなァ。

ハンディキャップマッチって80年代の新日がアンドレ絡みの試合でよくヤッてたよな。
物心ついたばかりの頃でまだプロレス好きになる前の頃だからほとんどうろ覚えだけどテレビで見たことあるわ。
ヤマハブラザーズ(山本小鉄&星野勘太郎)がアンドレ1人相手と闘ってしかもそれでも負けるという試合だったっけ。
ヒップドロップか何かでどっちかの上に乗っかってそのまま3カウントだったか。
もう1人がそのアンドレを殴ったり蹴ったりしてもビクともせずに座ったまま3カウントを聞くみたいな展開だったかな。
功労者の山本小鉄にこんな屈辱的なブックを書いたブッカーは誰なんだろう(笑)

あと確か前田日明と藤波も2人がかりでアンドレ1人と闘ってた気がする。
しかもその2人でさえアンドレ1人に負けてたぞ。
もううろ覚えだからはっきりしねーけど確かに負けてたはず。
そもそもアンドレって新日時代って負けたこと1回くらいしかないんじゃないかな。
猪木にギブアップ奪われた試合くらいしか。
あ~あとは前田にガチを仕掛けて返り討ちにされてノーコンテストになった試合もあったか。

ただオレが見てたのはもっと前
1982年くらいじゃなかったかな。
前田が若手の頃だったし普通に負け役も前田だったと思う。
第一次UWFの前の頃だからね。
ヤマハブラザーズ同様に“ヒップドロップで上に3秒乗っかられるお仕事”だったんだろう。
1人対2人の試合なんてもう二度とヤらないんだろうね。

さすがにサタン1人で闘うというのも考えにくいし、何かしらの「新勢力」の登場を期待しましょうか。
で、オーストラリアのウルルに現れてストロンゲスト武道の竹刀をヘシ折ってた奴は結局アリステラでいいの?
そこだけはっきりしてほしい!
そのことが気になって夜も眠れる。
奥歯に物が挟まったような。
谷間にモノが挟まったような。

キン肉マン 週プレ最新作 第305話 「降臨!大魔王サタン!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)は以上
次回は1月27日発売です

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