キン肉マン 307話 依り代なき被告人 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第307話 「依り代なき被告人の巻!!」 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)レビュー
まるでふじわらよしあきのようにサタン様を脇固めにとらえるジャスティスマン。
でも藤原ってすごいよな。
格闘技のバックボーン何もないのに新日の道場破りに来たプロの格闘家をことごとく返り討ちにしてたってんだから。
それまでイラストレーターとか板前とかリーマンとかヤッてて23歳になってからほぼ「ど素人」状態で入門したんだから。
いちおうジムで2年くらい働きながら鍛えていたみたいだけど格闘技自体は素人だもんな。

そんな藤原組長のすごさはともかく、ジャスティスマンの脇固めはサタン様の左腕一本でコーナーまで投げ飛ばされちまう。
とんでもねぇパワーだ。
アタルはテントウムシマン(キンターマン)まで一緒に連れてリング降りるがどう見ても助からねーだろ。
またフェイスフラッシュか?
それヤりゃ何でもありだもんな。
なんでヤらないかって空飛べるのに飛ばなかったりみたいなもんか。

「ザ・マン本人ならいざ知らずたかが手下のお前が私と対等に話せると思うな」とサタン様は毒づく。
そして久々に現世の五感を得たとその巨体を誇示し、「最初の我が贄(にえ)になるがいい」と物騒なことまで口走る。
ジャスティスマンはめちゃくちゃ用心深くてビビりだから常に“依り代”にこだわってたくせになぜ実体化したんだとサタンに問う。
そして「その違和感こそ、この一連の争乱の裏に隠された真相に繋がっていると私は見ている」と“予言”するジャスティスマン。
例によってあまり意味のない裁きの天秤をコーナーに突き刺してマントを投げ捨てる。
カッコつけるつもりなんてないんだろうがカッコいい。

するとサタン様は「ほざけ小童(こわっぱ)」と罵りながら襲い掛かって来る。
いや・・・ジャスティスマンって何十億歳という超高齢でしょ?
何十億歳の仙人状態の相手を「こわっぱ」呼ばわりはねぇだろ(笑)
そもそも「こわっぱ」なんて言葉を現実じゃ聞いたことねーわ(笑)
漫画の中でしかありえないセリフって多いよね。
「グムー」とか「こなくそー」とか「この世で唯一完璧なもの、それは正義超人の友情だ」とかさ。

案の定、小童呼ばわりされたジャスティスマンは「これでも数億年は生きているんだ」と自分の高齢ぶりを誇示する。
そもそもサタンは何歳なんだろう。
どうせ何億歳なんでしょ。
もうそーゆーマンガなんだよ。
スプリングマンの4000歳さえ「幼児」レベルになっちまったんだよ。
大人のオモチャです!

とにかくサタン様の巨体から繰り出すエルボーをモロに横っ面に受けても相変わらずカチカチに硬くてノーダメージのジャスティスマン。
「その悠久の中で偉大なるザ・マンより信託を受け、お前のような輩を滅するため教えをうけた希望に溢れるみらいの守護者だ!」と喚き散らしながら一本背負い。
だがサタン様はその身長4mくらいありそうな巨体なのにめっちゃ身軽に着地してすぐにジャスティスマンを首相撲(クリンチ)状態からみぞおちへヒザ蹴りの連打。
チャランボチャランボ!
さらにフロントネックチャンスリー。
そしてアブドドドーラ・ザ・ブチャーみてーな毒針エルボードロップとヤりたい放題!

さらにジャスティスマンの両足を掴んで“キン肉マン名物”である「ミスミス」ジャイアント・スウィングをおっぱじめる!
しかもぶん回しながらコーナーの鉄柱に側頭部を思いっきり叩き付ける超残虐技。
まさに、これがホントの「思いっきり探偵団・覇悪怒組」状態。
あれマジで何する番組だったんだよ(笑)
目的がわからん(笑)
何をするグループだったのかもわからん(笑)

さらにサタン様はコーナーにもたれかかってるジャスティスの顔面にケンカキックをぶち込む。
さらに大谷晋二郎みてーな顔面ウォッシュまで繰り出す。
しかし、そんだけ殴って蹴ってもはぐれメタルみてーに硬いジャスティスマンの顔は出血も腫れもなく綺麗な顔してるだろ?
死んでるんだぜ?
いや、生きてます!
無表情だけど。

サタン様はますます苛立って後頭部鷲掴みでワンハンドフェイスバスター。
さらに背中にサッカーボールキック!
あげくにロメロスペシャルの体勢にとらえてそのまま宙に上昇するという「物理的に可能なのか?」な不可解なムーブへ。
そしてそのままリングに落下して叩き付けるとんでもねー大技をブチかます。
その名も「サタニックソウル・ブランディング」というちょっとクドいネーミング(笑)
しかしゆでたまご先生ってマジでロメロスペシャル大好きだよね(笑)

で、浮遊リングが15℃ほど傾くほどの衝撃だったわけで。
しかしくらったジャスティスマンはそれでもまったくノーダメージ!
ニヒルな笑みと共に「こんなものか」とピンピンしてる。
バケモンかよ!
どんだけ防御力高いんだ!
どこまでもはぐれメタル状態なジャスティスマンに驚愕させられ今回は終わり

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いや~やっぱり強いわジャスティスマン。
やっぱり硬いわ。
やっぱ硬さって大事だよね。
硬くないとね。
喜んでくれないよね。
カチンコチンコ状態。

しかしこの闘いホントどうすんだろ。
いきなり満を持して登場した“ラスボス中のラスボス”であるサタンがいきなり負けるわけないんだよね。
かといってジャスティスマンほどのキャラに商品価値を落とすような負け方をさせるわけにもいかない。
プロレスで言えば団体のエースクラスのキャラクターである。
多団体の選手との試合で負けさせるに等しいことを簡単にできるとは思えない。
だからどうすんのかなって。

高田延彦だって新日との対抗戦で武藤と橋本にそれぞれ負けて完全に“商品価値”が暴落しちまった。
プロレス団体が安易に多団体の選手と試合をさせないのはこれがあるからね。
負けた方の団体はマイナスイメージが大きすぎる。
しかもそれを狙ってガチをしかけてくる可能性すらあるようで。
猪木が自伝で馬場との試合が実現したらガチをしかけてあの細い腕をヘシ折るつもりだったと言ってるし。
馬場が逃げられないようにオールスター戦のリング上で対戦要求したりね。

馬場と猪木の関係が決定的に決裂したのもそれ以来か。
その猪木のやり方にめちゃくちゃ怒ったらしいからね。
その場は「よし!ヤろう!」とだけ答えてたけど。
馬場は後に木村政彦の弟子の岩釣兼生にも対戦要求を出されてたな。
あの時代は道場破りもそうだけど血気盛んな格闘家が多かったんだね。
そもそもこの漫画も「ジャイアント運古」とかものすごく挑戦的なネーミングのキャラクターを登場させたことがあるくらいだし(笑)

なんでプロレスのガチンコ話になってんだ?
あ、そうだジャスティスマンをどうするかだ。
商品価値を落とさずにどう負けさせるのか?
それともまさか勝たせちゃうのか?
「ラスボス」がいきなり負けるとかあって良いのか?
寧ろラスボスである以上は初戦は圧倒して勝たなきゃダメなんじゃないのか?

謎が謎を呼ぶこの闘い。
全く展開が読めない。
それよりさっきから「思いっきり探偵団・覇悪怒組」が見たくて仕方ねーんだけど。
ついなんとなく口走って思い出しただけなのに。
今になってめっちゃ見たくなってきた。
つーか今調べてみたらAmazonPRIMEで普通に見れるじゃねーか(笑)

見ちゃおうかなぁ~。
でも見ちゃいけないもんを見ているような気もするし・・・。
つーかAmazonプライムあの手の作品ほとんど網羅してんな。
すげぇやこれは。
ロボコンとかポワトリンとかちゅうかなぱいぱいとか。
全部見れるぞこれ(笑)

ちゅうかなぱいぱいはヤバかったなァ。
もう番組名からして「どうぞしごいてください」って言ってるようなもんだろ。
なんならこんにゃくでも使ってよ。
結局未だにこんにゃくを試してねーけど(笑)
それはともかく主演の小沢なつきよ!
これがもう可愛くて可愛くて!

だからあの時間帯の番組ではやっぱりオレん中じゃちゅうかなぱいぱいなのよ!
ロボコンだとか覇悪怒組だとかペットントンだとかいろいろあったけど。
ちゅうかなぱいぱいほどの〇ナペット番組はなかったのよ。
ちょうどしごきはじめた年頃だったしな。
ペットントン...
オナペットントン...

キン肉マン 週プレ最新作 第307話 「依り代なき被告人の巻!!」 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)レビューは以上
次回は2月17日発売です。

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