キン肉マン 343話 神聖なるタッグ 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第343話 「神聖なるタッグ!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)レビュー
残った超人パワーを全部ロビンにあげちまったマンモスマン。
超人強度ゼロのはずなのにまだ喋ることはできるようで、「さぁ・・・オレはとりあえず最低限の役割は果たしたぜ。トリはいよいよアンタの番だ」とつぶやく。
「アンタ」ってロビンのこと?
鳥取砂丘からいきなり登場するのは無理あるんじゃない?
それともキンターマンか?

「あのプライドの高いアンタが、このオレに頭を下げてまで始めた計画だ。絶対にしくじるんじゃねぇぞ大将」と言うってことはフェニックスか。
そしてついにリングが崩壊!
ここでいきなりコロッセオに場面が変わりモニター越しにリングが地獄の門に落ちたことをフェニックスが確認している。
ビッグボディがまだフードの相手にいかにも威力なさそうなチョップを叩き込んでいる。
ビッグボディが「フェニックス!」と語りかけるとフェニックスは「案ずるな。ヤツはきっちりと仕事を果たしてくれた。オレたちはオレたちの仕事をするだけだ」と返す。
マンモスマンがどうなったのかよく描かれずこのいまいちテンションが高まらない組み合わせの闘いに突入しちまった。

フードを脱ぐとウルトラマンキングみてーな風貌の超神が出てきて、「チョップというのはこうして放つものだ」とビッグボディにチョップ乱れ打ちで反撃する。
この試合は上空のヘリからの実況付きで、喋ってるのは描かれてないがどうせ世界のどこにでも一瞬で現れる瞬間移動能力の持ち主である吉貝アナだろう。
たまりません。

吉貝アナはフェニックスとビッグボディのタッグ名を「ゴッドセレクテッド」と命名する。
タッグ名いちいち必要なのか?
カンナムエクスプレスじゃああるまいし。
チョップにたじろいだビッグボディは逃げるようにフェニックスにタッチ。
フェニックスとウルトラマンキングが手四つで組み合う。
キングの方が一回りデカいがビッグボディよりは小さいから身長240㎝・体重210㎏のネプチューンマン程度のサイズかな?

キングが「汝はあの知性の神が見初めた超人らしいな。ヤツと私は気が合うことも多くてな。汝がその名代かと思うと心が躍る」とニヤニヤしながら耳元でささやいてくる。
するとフェニックスが「なら変人だな。あんなヤツと気が合うとは。オレは全く心躍らんぞ。ヤツとは便宜的に付き合ってただけだ」と言いたい放題。
いけないなァ神のことを悪く言っては。
キングは「その物言い、ヤツにそっくりよ。なるほど、気に入られるわけだ」と言いながらフェニックスを再度スープレックスで投げる。」
しかし空中で体勢を入れ替えて足から着地するフェニックス。
ここでキングが自らを“理性の神”イデアマンと名乗るが、パッと見こち亀の海パン刑事っぽいからフェニックスの言う通り変態にしか見えない。

イデアマンはフェニックスを指さし「覚えておくといい。汝に死を与える者の名だ」と言い、さっきまで心躍るとか言って気に入ってたようなのにブッ殺す気満々。
フェニックスは「なるほど理性か・・・知性同様高次の思考力を要するものだが、似て非なるものでもある」と語る。
イデアマンが「ほう、どう理解している?」と問う。
フェニックスが「理性とは倫理を備えた知性。それは平時にはより高い文化的成熟・発展を世にもたらす。だがこと戦時においてはそうとは限らぬ。」とつらつらと100点満点の回答。
そして「倫理の制約を受けぬ知性の方がより大胆に時代を変える力となる」と言って不死鳥ストレッチに持ち込む。
しかしイデアマンはあっさり外して空中でジャーマンの体勢になり、もう1人のフード野郎に指笛で合図してそいつがイデアマンをジャーマンするダブルジャーマンの「ハーキュリー・スープレックス」を敢行。

司会開始早々脳天をしこたまマットに叩きつけられたフェニックスはいきなりダウン。
もう1人もフードを脱ぎ、全身虎柄で顔も虎柄の覆面の超人。
ダメだ・・・この闘いは相手キャラのビジュアルの時点でますますテンション上がらねぇ。
ビッグボディがフェニックスの救出に入るとそいつはフェニックスをジャイアント・スウィングで投げ飛ばしビッグボディにぶつける。
“狂気の神”ザ・ノートリアスと自己紹介する。
狂気だけに悪名高いのか・・・理性が崩壊しているこのオレにゃイデアマンよりノートリアスの方が親近感は湧くかな。

天界にはシングルマッチに長ける超神が多い中、この2人はタッグマッチでは最強と名を馳せてきたらしい。
馳浩。
タッグ名は「マイティハーキュリーズ」と強力チームみたいなネーミング。
天界の神がタッグ名とかつけるのか?
何もかもテンションが上がらない闘いの火ぶたが切って落とされて今回は終わり

——————————————————————————-

だからなんでビッグボディの闘いを何度も何度も描くんだ?
1試合で十分だ。
かつてはオレもビッグボディの闘いはどんなもんか1度見てみたいと思ってたけど、いざ実現したら想像以上に面白くなかったからもういいと思ってしまった。
それをまた見せつけられるとは。
敵もなんだか弱そうだし。
そもそもマンモスマンの最期がいまいちはっきり描かれなかったことが一番不満。

もしかしてマンモスマンは助けられたのか?
だがその割にはフェニックスが冷静すぎるし。
そのフェニックスももうアリステラとの闘いでもうおなかいっぱいだし。
誰得なんだこの2人をまた戦わせることは。
しかも前の闘いの連載時期から大して期間も経ってないってのに。

どうせタッグマッチにするならネプチューンマンとネメシスのタッグの方が面白かったんじゃねーのか?
そもそもネプ&ネメのコンビの方がフェニ&ビッグのコンビより強いだろ?
ネメシスの方がフェニックスより強いんだし。
とにかくこんな闘いに10話とか引っ張るのもカンベンしてほしい。
超神の数が減ってしまうとおもしろくないから超神側に勝ってほしいもんだ。
もう5王子はいいよ飽きた。

そういやロビンの復活もまた曖昧なまま終わってる。
いつかのシルバーマン復活の時みたいだ。
復活を間延びさせるのが最近は多いなァ。

キン肉マン 週プレ最新作 第343話 「神聖なるタッグ!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)レビューは以上。
次回は4月12日発売です。

タイトルとURLをコピーしました