キン肉マン 163話 友情と敬意!! 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第163話 「友情と敬意!!」 感想(あらすじネタバレ含む)

サイコマンが引っ張って引っ張ってやっと敢行した完璧・拾式(パーフェクト・テンス)の究極奥義「輪廻転生落とし(グリム・リーインカーネーション)」・・・

完璧に決まったと思われたその技だったがシルバーマンは回をまたがずにその技が失敗に終わったことを示唆

大抵は回をまたいで「実は効いてなかった」的なパターンが多いマンガなんだけどね

しかしシルバーマンも軽く吐血をしていて多少のダメージは受けた様子

シルバーマンが助かった理由・・・

それはリングの窪みである

前の試合で「あきらめの悪い男」ことブロッケンJr.が粘りに粘ってサイコマンにしがみつき、サイコマンが何度も何度も叩き付けたことで生じたリングの窪み

マグネットパワーのすさまじい渦でその窪みが見えずシルバーマンは頭部をしたたかに叩き付けられずに済んだということだけど・・・前回叩き付けられた瞬間の描写はこんな窪みなかったししかも顔面をのけぞるように叩き付けられてただろあれ

とにかくブロッケンの粘りがシルバーマンの命(?)を救う形になったことでバッファローマンが「ブロッケンよ、命をかけて仕事をやりとげようとしたおまえの最後の粘り、決してムダじゃなかったようだぜ」と語り、まさにかつてキン肉アタルが谷底に向けて絶叫した「ブロッケンジュニアの最大の魅力は、いかなる困難・障害があろうとも、おのれの仕事は絶対に遂行する責任感だ!」を踏襲した発言

超人血盟軍の絆・・・

愛よりも友情よりも濃い男たちの絆・・・

なんかもうバッファローマンすっかり正義超人に戻ってるよね

ネメシスにラーメンマンが投げ飛ばされた時も「ラーメンマン!」って叫んでるし

ラーメンマンは超人血盟軍ではなかったけどかつてコンビを組んだ間柄だもんね

なんだかんだで「いい奴」なんだろうねこのこって牛は

キンターマンみたいなもんか

90年代全日の外人選手だったらジョー・ディートンとかね

そしてシルバーマンはサイコマンに告げる

「わかっただろ。どんなに万能に見える力でも、必ずどこかに気づかぬ落とし穴があるものさ」と

確かにこれは元々完璧だった輪廻転生落とし(グリム・リーインカーネーション)にマグネットパワーの力を加味させようと欲張った結果のミス・・・

そしてこのミスでサイコマンの勝機は尽きることに・・・?

シルバーマンは「しかしキミはそこを見ようとしない。まさにキミはあの日からずっと目を開けたまま眠り続けているのさ」と告げながら技から脱出しヘッドシザースホイップとウラカンラナの中間みたいな感じの技でサイコマンを投げ飛ばす

「究極奥義」を破られたことで露骨に動揺している表情のサイコマン

シルバーマンは「そうしてずっと眠り続けているキミの目を覚ましてやることこそ、昔からずっと最大の友達でい続けてくれているキミに果たすべき僕の役目だよ」とサイコマンを「友達」として認めている発言

何億年も会ってなかったのに「友達」と呼べるのもすごい・・・

友情は時空を超えるのか

ともだちんこ

サイコマンは「トモダチ?私とあなたが“トモダチ”ですって?一体なんですかー!それはー!」と指をさして絶叫する

サイコマン的にはトモダチよりも「ホモダチ」であってほしかったのかもやしれないね?

ほもだちんこ

シルバーマンは「そのままの言葉通りさ。いくら道を違えても。何億年と会う機会を失っても。属性さえも違ってしまっても・・・キミは僕にとって今でも最高のトモダチさ」とさわやかに語り続ける

一人称の「僕」と二人称の「キミ」もそうだけどどんどんキャプテン翼キャラになってきたシルバーマン

ぶっちゃけゆでたまご先生・・・このシルバーマンのキャラは翼くんを意識してるのでは(笑)

同い年の高橋陽一先生とは「君つけ」タメ口で語りかける(向こうは敬語だけど)中だもんね

ボールはホモだち

だがさすが屈折しているサイコマン

一瞬「ニャ・・・」と戸惑いながらも結局ニャガニャガ言いながら「言っておきますがねシルバーマン、完璧超人に“トモダチ”なんて概念はありませんよ。私があなたに抱いているのは“敬意”!あなたは人格的にも能力的にも素晴らしい超人です。天才であるこの私が自分以上に素晴らしいと思る人なんてこの世の中に何人いると思えますか?いませんよ、あなたほどに優れた人は。」と語り、シルバーマンに抱いている感情は「友情(フレンドシップ)」でも「同性愛(ホモセクシャリティ)」でもなく「リスペクト」であると主張

そしてここからはなだぎ武のように西洋人チックなオーバーフレーズで語気を荒げて文字の書体まで変えて「だから私はあなたにずっと憧れ続けてきた!あなたみたいになりたかった!今の自分を超えるために!私はあなたを指標とし続けてきた!それだけです!」と取り乱しながらまくしたてる

さらに「そのあなたから私たちの関係性について愚劣な下等超人の群れの慣れ合いのような表現をされるなんて・・・たまったものではありませんよー!」と再び絶叫

サイコマンってかな~り情緒不安定だよね

完璧超人始祖って全員冷静沈着なイメージあるけど、このサイコマンだけはなんか違う

シルバーマンは「ありがとう、そこまで評価してくれて。でもね、キミはそこまで僕のことを見てくれていながら気がついていないのかい?それは僕も同じってことさ。僕だってキミのことは尊敬しているんだから。慣れ合いなんかじゃない。そうやってお互いが敬意をもって接し合いお互いに高め合うことができる間柄・・・完璧超人の世界にはそういう言葉自体ないからわからないのかもしれないけど、僕も下界に降りて初めてわかったこと・・・そんな人と人との関係性を下界のみんなはこう呼び大事にしているんだ。“友情”とね」と語り、背後でキン肉マン・ウォーズマン・バッファローマンの3人が友情のトライアングルのように描かれる

「ユウジョウ・・・」とまるでその言葉を初めて聞いた子供のような表情で返すサイコマン

つーかこいつは現代的な表現さんざん使ってたくせに「友情」という言葉を知らないなんてことあるわけない

とにかく戦えよお前ら!

またおしゃべり大会か

これじゃ今回もまだ決着つかなくなりそうだな・・・

ぶっちゃけこんなことしてサイコマンの正義超人入りになってもあんまテンション上がらないんだよな・・・

シルバーマンはまたつらつらと長いおしゃべり大会を続ける

「だから今こそ僕はその友情をもってキミに言おう。そんな力に頼っている限り、キミは僕の超えたい目標になりえない。それが僕は不満でならない。本当のキミはもっと強い。こんなものじゃないはずだ。肉体的にも精神的にも。でも今はそれがすべて止まってしまっている。そのすべての元凶がまさにそれ・・・マグネットパワーのせいさ」と指摘する

「完璧」とは名ばかりの「とんだ一杯くわせもの」の集まりである完璧超人始祖(と無量大数軍)の中でも数少ない強者であり、細身でありながらすさまじい怪力や握力を持っていたサイコマンであってもマグネットパワーに頼りすぎるあまり成長が止まってしまっているということか

だったらそれ以前のサイコマンはどんだけ強かったという話だ

そしてそんな不完全なサイコマンにすら歯が立たなかったブロッケンJr.とプラネットマンが浮かばれない・・・

だがそんな「説得」で考えを改めるほど屈折して歪みきったサイコマンの性格はヤワじゃない

一度歪んだ性格をまっすぐに戻すことはホモをレズにするより難しい・・・

ついに発狂して壊れだしたサイコマンはロープをつかんでまるでブリッジをするほどまでにのけぞりながら大声でニャガニャガ言いながら嘲笑し、「好き勝手なことを言ってくれますね!それが“ユウジョウ”とやらですか!くだらないです!そんな心の病にも似たものは私が治療してあげます!」と言ってジャンプする

やっと試合が動き出した・・・

ジャンプして空中から「あなたの言うその“ユウジョウ”とやら、このマグネット・パワーで溶かしつくしてあげますよ」と言いながら足からマグネットパワーを放つサイコマン

シルバーマンはパーフェクト・ディフェンダーでそれを耐えながら「望むところだ。この試合、僕はただキミに勝つだけじゃ意味がない。そのマグネット・パワーを完全攻略して勝利する。そうでないと意味などないんだ!」と返す

サイコマンは「わかりましたーっ!では盛大にイキましょう!」と今度は両手からマグネットパワーを天に向けて放出して、上空の暗雲を活性化させる

狙うは当然、サンダーサーベル

サイコマンは足から放つマグネットパワーでシルバーマンが逃げられないようくぎ付けにしておきながら、「サンダーサーベルスコール」と呼ぶサンダーサーベルの乱れ撃ちをシルバーマンにブッ放す

シルバーマンは磁力で動きを封じられただサンダーサーベルの嵐を肉のカーテンで防ぐしかない状況

肉のディフェンダーは肉体攻撃は完全に無効化できるようだが、サンダーサーベルのような凶器攻撃は防ぎきれないようで体のあちこちがザクザク切り刻まれてまたもシルバーマン劣勢の展開で今回は終わり

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いやもういいでしょこの戦いは

最大奥義破ったら一気に逆転勝利にするくらいのテンポでいいのに

どんだけ引っ張るんだこの戦いは

とにかくプレイボーイ誌上に移ってからは1試合1試合が長い

ただの戦いだけでなく試合途中の「おしゃべり大会」も挟むから余計に長く感じる

だから主人公の戦いが3年半以上も描かれないという現象にまで至る

今もジャンプ連載時代の作品を読み返すけどシングルは大抵の戦いは2話以内で終わってるんだよね

有名なラーメンマンVSブロッケンマンなんてたったの4ページで完結だぜ?

たった4ページの戦いで真っ二つにされるブロッケンマンもちょっとアレだけど・・・

それなのに今はとにかく1試合1試合が長い・・・

メインキャラでもない戦いでもこれじゃ

サイコマンはブロッケンJr.戦が本格的にスタートした150話からこれで13話連続で戦い続けている

こんだけ長々と登場させたサイコマンをどう扱うつもりなんだろうか

シルバーマンはサイコマンを絶対殺さないだろうし、「友情」に目覚めさせるフラグもほぼ確定的

ジャスティスマン同様に正義超人側のスタンスに立つ可能性が高そう

まージャスティスマンもサイコマンもアイドル超人入りするというよりはアタルみたいに後輩たちを見つめて、危機の際は協力して戦うという後見人的立場になるんだろうけど

男塾の邪鬼とか赤石みたいにね

とにかくサイコマンはこの戦い以降も残る可能性が高いし、正義側にスタンスを変える可能性もありそうだ

この戦い自体まだどっちが勝つかもいまいちはっきりしない

普通に考えればシルバーマンだけど

それにしてもシルバーマンも受けてるばっかりで全然攻撃しないなぁ

いくら守りの神だからって

どんだけプロレス的なんだよって話だ

最終奥義を破られたのにまだまだ試合は続きそうな予感

一週休みを挟んでこのテンポの悪さはちょっとなぁ~

こんだけ登場を引っ張ったサイコマンの読者人気が上がらなきゃ踏んだり蹴ったりな展開に思える

でもあまり人気得そうなキャラにも見えないし・・・

とにかく今はただネプチューンマンの再登場だけを願いましょうか

この際敵でもいいから出てきて

オメガマンと一緒にね

キン肉マン 週プレ最新作 第163話 「友情と敬意!!」 感想(あらすじネタバレ含む)は以上

次回は3月28日発売です

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