キン肉マン最新作第46話「四次元からの声!!の巻」の感想(あらすじネタバレ含む)です
3週間の休載を経て再開したキン肉マン
この間に連載再開一周年も突破しました
なにはともあれおめでとうございます
嶋田先生も中井先生も今後ともお体ご自愛くださり楽しい作品を描き続けてくださることを願います
前回のラストでブラックホールに何物かが飲み込まれました
そして羽が散っている所で終っていましたね
ジャック・チーが飲み込まれたかどうかもはっきりしませんでしたがフツーに踏ん張ってました
至高のブラックホール吸引さえその水圧で踏ん張ったジャック
とんでもない化け物ですがブラックホールの本体に熱湯ぶちまけて踏ん張ればトドメも刺せて一石二鳥だったのでは?
まーこれで万策尽きたと思われるブラックホール
「羽」の正体を考える暇もなくジャックがトドメを刺しにきます
空中で遠心力をつけた痛そうなギロチンドロップを敢行
バッファローマンもスプリングマンも心配そうにしています
正義超人のキン肉マンもテリーマンもまるで正義超人の仲間が戦っているかのように心配しています
追い討ちでBHの頭部や顔面に膝蹴りを入れまくるジャック
大会委員は試合を止めなくてはとゴングを乱打して試合を止めようとします
悪魔超人でもそこまで気にするもんなのか
まるで正義超人が戦っている対応みたい
たまりません
そして委員長(ハラボテ・マッスル)がゴングを静止します
まだBHの左腕がかすかに動いているからとのこと
そしてこの闘いには各属性超人の存亡がかかっているからミスジャッジは許されないと厳しい表情で語る
珍しく威厳を示した委員長
たまにはキメます
虫の息のBHに「へいブラック、聞こえるかい?」とBHの脳裏に語りかける声が聞こえます
「そ、その声お前はまさか」と返すブラックだがその声の主は描かれず、だけど全ての読者が誰かわかっている状況(笑)
ただ、その全ての読者が分っている超人って「へいブラック、聞こえるかい?」なんて喋り方するタイプだったかなという違和感もまた全ての読者が感じているようで
まーその誰もが頭に浮かべている超人はアメリカ出身という設定だったからね
「へい○○、~かい?」的な表現はアメリカ的とも言えるかな?
「へい姉ちゃん、やってるかい?」みたいなね
ただBHが「お前がなぜ地球に?」と言ったり、
その声の主が「せっかく自分の星でゆっくりしていたのに」など宇宙(超)人のような扱いみたいですね
また後付けの設定変更となるのかな?
まーなんか良くわからんけど自分の星にいたのにBHの吸引に吸い込まれちまったんだとのこと
○ンタゴンにね
そしてペンタゴ○は「勝たねばならない闘いなんだろ?」とBHに語りかける
BHは「お前まさかアレをヤるつもりか?」と問い返す
その「アレ」が何なのかは描かれずわからない
「アレ」ってなんだよ?
なんかやらしい響きな・・・
ついでに「あのお方」って誰だ?
これもなんかやらしい響きだな
でも、いいかげんはっきりしろや
ストレートに将軍か?
それともヒネって別の誰かか?
Pちゃんは「お前はもうこのまま死を待つのみの身。ここから逆転するならもうアレしかない」と告げる
BHは「お前はオレにとっては知己朋友だが、我々悪魔の眷属(けんぞく)の者ではない」と返す
そしてさらに「あのお方の名を受けて、悪魔としてこの戦いをまっとうしなければ意味がないのだ」と返す
Pちゃんは「何をやっても勝てばいい。それが君達の流儀なんだろ」と指摘
「決意ができたらやるんだ。スイッチは君が握っている」と続けます
BHは悩みそのまま無抵抗に脳天に膝を叩き込まれ続けます
今度こそBHの左腕も動かなくなり大会委員はゴングを叩こうとします
委員長ももう止めません
しかしジャックが試合中なのにどうやって見ているのかわからないけどそれに気づきゴングを制止します
BHはまだ死んでいないからです
完璧超人は相手を殺さなければ戦いを終えられないのでしょう
BHは「武士の情け」を求め辞世の句を読ませてほしいとジャックに懇願
ジャックはそれを認めます
BHは「浜の真砂は尽きるとも世に悪魔の種は尽きまじ」と読みます
石川五右衛門が釜茹で煮殺される時に呼んだ「浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじの」の文字りです
ジャックはなぜかそれがムカついたらしくなめ「なめやがって!とっととあの世へ行けー」とBHを空中に放りなげトドメを刺しにイキます
ここでBHはついに「スイッチ」をONにします
「最初で最後の必殺技」と形容して「四次元エレメント交差」というものを発動します
するとBHの全身がめくれて裏返っていきます
何て説明したらいいかな・・・靴下を裏返していくような感じ
そして靴下のように完全に裏返った肉体から出てきたのはお待ちかね(てたファンはいない?)のペンタゴン
つまりBHという靴下が裏返ったらペンタゴンになっちまったというわけです
これが「四次元エレメント交差」ということのようで・・・
そして今回はここで終り
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それにしてもペンタゴン登場までかな~り引っ張りましたね
3週間休載してまた前回のラストでほぼ登場が確定していたペンタゴンが姿を現すまでに1話割きました
この分じゃ来週もまだ決着はつかなそうだしペンタゴンとジャックが戦うってこと?
BHが強豪超人とは思わないけどペンタゴンって寧ろザコの部類に入る超人では?
こんな強いジャックと戦っても瞬殺な気がするけど・・・
ただ時を止める能力を持つ異次元超人でもある
なんか喋り方とかキャラが変わった気もするけど
それに超人オリンピック編ではボスキャラ補正が発動され無敵状態だったウォーズマンを苦しめた
地味に実力者なんだよね
超人強度も70万パワーあるし身長もジャイアント馬場と同じ208cmもあるんです
ただこの超人はタッグ編でマッスルドッキングをくらって死んでるんです
王位編でキン肉マンが超人墓場に飛ばされたときそこに姿がありましたからね
だけど最終回間際の大阪城集結の場面でもその姿が描かれている
王位編の間に生き返ったようで
死んでも球4つ集めただけで簡単に生き返れる世界っていいよね
ザ・ニンジャも何の説明もなく生き返ってきているし
BHに関しては2度も何の説明もなく生き返っていることになる
ただこんな引っ張られてもなぁ~
ペンタゴンってそこまで人気超人じゃないだろうしペンタゴンの戦いをそこまでみたいファンっているのかな
とりあえず姿を現すまでに1話全て割いてしまうのはやりすぎな気がします
ここまでテンポ良く進んできた連載でしたがこれでまたペンタゴンVSジャックで2週とか描くんじゃ間延びです
それよりもさっさとウォーズマンを出せと思ってるファンの方が多いんじゃ?
もうどれだけ長いことピラミッド内を走り回っているんだろうウォーズマン・・・
とりあえず今週は盛り上がりと面白味に欠けた気が個人的にはします
ペンタゴン再登場なんてわかってたことだし出てきても全然テンション上がらない
ここでアタルとかフェニックスが出てきたら「おぉ~!」って一気に盛り上がったんだけどなぁ
ペンタゴンじゃ役不足
わざわざ再登場させるあたりゆでたまご先生はペンタゴンがお気に入りなのかな?
単に顔が描きやすいだけ?
まーでもウォーズマン戦の描写や時を止める能力を考えるとちょっと面白そうな素材ではありますよね
どんな戦いを見せるのかな
ただBHが「最初で最後の必殺技」って言ってたけどこれはもう二度と元に戻れないってこと?
それとも命を削って敢行する技ってこと?
どうもこの「最初で最後」って表現が引っかかるんだけどね・・・
以上、キン肉マン最新作第46話「四次元からの声!!の巻」の感想(あらすじネタバレ含む)でした
次回は12月17日の発売です