キン肉マン 205話 真(まこと)の奥義 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第205話 「真(まこと)の奥義!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)
悪魔将軍(ゴールドマン)は超人閻魔(ザ・マン)の完璧・零式(パーフェクト・ゼロ)奥義「千兵殲滅落とし」を硬度10♯(シャープ)ロンズデーライトパワーによる「硬度」で耐えきって超人閻魔の太ももを大破させた
そしてついにトドメの地獄の断頭台を案完成させるべくその膝を閻魔の顎の下にこじ入れながら落下する
超人戦争終結だーっ!」って感じ?
まちがっている
悪魔が完璧を倒すなんて
将軍が閻魔を倒すなんて
しかしそんなこと言ったってもう閻魔はんは虫の息だ
後はそのままリングに頭から叩き付けられてブッ殺されるのみだ
このオレは絶対に閻魔様が勝つと思ってたが違ったようだ・・・
しかしページを進めると閻魔は「まだだーっ!」と絶叫して自らのアゴにまとわりつく将軍のスネを腕で押し上げて引っぺがそうとする
しかし将軍は「そうはさせん!」と同じく絶叫してもう片方の足で膝を押して必死に抵抗する閻魔の喉元から膝とスネを離さない
通常の地獄の断頭台はプロレス風に言えば「雪崩式ニードロップ」のようなもんだ
空中でニードロップの体勢になってそのまま全体重に落下速度を加えてリングに叩き付けて相手をブチ殺す
しかし今将軍がヤろうとしているのはもう片方の足を膝の上に乗せて、さらにそのもう片方の足にも肘を乗せてより体重をかけている形である
閻魔はんは「こ・・・この技の形は・・・」と動揺する
将軍はんは「倒す準備は何億年としてきた!貴様が相手であれば断頭台が外されることも何度も想定してきた!その末にたどり着いたこの進化形・・・今こそ貴様に見せてヤる時がやってきたーっ!」と喚き散らしながらさらに落下速度を加速させる
・・・つーか10メートルもない程度の高さからの落下途中なのになんでこんなに会話できるんだろうか(笑)
今試合を観戦中のネプチューンマンが見せた「ロビンスペシャル破り」以上におかしな物理現象が発生中
で・・・さらにここから閻魔様の回想はいりまーす
ますますありえません
このマンガの作中世界は落下途中でスローモーションでも入る特殊な重力でも発生しているのかな
たまりません
その回想内では完璧の塔(トゥール・パルフェ)の麓でいくつもリングをこさえて10人の完璧超人始祖たちがそれぞれ相手を見つけてスパーリングに励んでいた
ワイルドガンマンVSシングマン、サイコ野郎VSアビスマン、ジャスティスマンVSミラージュマン(これ相手になるのか?)、カラスマンとペインマン・・・
だがゴールドマンとシルバーマンだけはスパーリングをせず、シルバーは重そうな石のこん棒を振り回して腕力を鍛え、そしてゴールドマンは黙々と木木人みてーな木の人形相手に地獄の断頭台の開発に余念がない
それを見ていた太古のやたらゴツい超人の神ことザ・マンは「フッ、完成まで間近といったところか。なかなかいい技になりそうではないか」とゴールドマンに声をかける
さらに「ゴールドマンよ、お前は頑固者だからなかなか始祖(オリジン)としての奥義を定めようとはせぬ。だがこれほどの技だ。完成させたらこれをお前の壱式(ファースト)奥義とすれば良いではないか?」と問う
しかしゴールドマンは「いや、この程度ではまだダメだ。私の求めるレベルにはほど遠い」と返す
ザ・マンは「ほう。では、お前の求めるレベルとは?」とさらに問う
ゴールドマンは「私の考える奥義の基準・・・それはザ・マンよ、その技1つであんたを倒すことができるかだ」と思い切り下剋上発言を言ってのけた
さらに続けて「私にとってそれが唯一の基準。それを超えねばおこがましくてとても“奥義”などと呼ぶ気にはなれん!」とまくしたてる
そのゴールドマンのすさまじい剣幕に他のオリジン弁当連中もスパーリングを止めてそちらを振り返る
つくづくミラージュマンみたいな雑魚がジャスティスマンのスパー相手がつとまるのか非常に疑問だが・・・
正義超人で言えばキン肉マンのスパー相手をフランスのルピーンとかザ・キンターマンが務めるようなもんだ
マッスルスパークをヤる時はキンターマンのあの部分に足を引っかけて技をキめるんだろうか?
寧ろルピーンとキンターマンが雑魚同士で仲良くスパーリングやってりゃいんだ
この2人のスパーリングしたらどっちが勝つんだろう
月往復マラソンで8位だった身体能力の差でやっぱりキンターマンかな
でもルピーンが「(イロモノ)超人戦争終結だー!」とかいってベルサイユパッケージホールドで勝つかもね
まちがっている!
ルパンが金玉を倒すなんて!!
金玉はともかく、閻魔にケンカを売り始めたゴールドマンに対してアビスマンが「モガハハハハ」となんだか随分久しぶりに思える笑い方をしながら「未熟なりゴールドマン!そんなことを言っているうちに、このオレ様が肆式(フォース)奥義“奈落斬首刑”にさらに磨きをかけ、先にザ・マンを倒しちまうぜ」とコケにする
そういや奈落斬首刑も地獄の断頭台と膝か拳かの違いだけで趣旨としては同じベクトルの技だよねあれって
しかしゴールドマンは「無理だな。お前は背後が隙だらけだ」とアビスマンとのかつてのスパーリングのいざこざを蒸し返す発言
それに激怒するアビスマンの怒りの火に油を注ぐようにサイコマンが背中をタッチして「おやおや、ホントに隙だらけですねぇ」と相変わらずのフリーザ口調でアビスマンをコケにする
「モガァ~!」とポンコツロボットみたいな声を出して怒り狂ってサイコマンをブン殴ろうと腕を振り回すアビスマンを嘲り笑うようにニャガニャガ言いながらその大振りパンチを悠々かわすサイコマン
そんなカオスな状況を今の血走って充血した瞳孔とは別人のような穏やかで切なそうな眼差しと表情で見つめていたザ・マンはまるで監督みたいに「お前たち」と全員に話を聞くように促す
そして「奥義とは習得そのものがゴールではない。むしろそこからさらなる精進が始まると思うがよい。いつの日か・・・お前達の中の誰かが今の私の想像を超える奥義で私を倒す日を待っている」と全員に告げる
そしてゴールドマンの肩に手をかけ「いつかお前が“奥義”を完成させる日を。その技で私を倒す日を。楽しみにしているぞゴールドマン」とも告げる
そこでわずか数秒あるかどうかのはずの落下時間の間の長い長い回想シーンは終わる
実際はリングに落下するまでそんなこと思い出している暇もないほど一瞬の出来事なんだけどね
スカイダイビングしてるわけじゃないんだから(笑)
で・・・ついに「その日」がきたと悟ったのかついにその血走って充血した目を閉じて観念する閻魔様
そして将軍様も「さらばだ、ザ・マン!地獄の断頭台・改!」と死刑宣告
完全に目を閉じて覚悟をキめた閻魔に対してその新技名「神威(かむい)の断頭台」が壮絶に炸裂する!!
ストロング・ザ・武道(ブドー)の剣道の面が破壊されついに太古のやたらゴツい超人の神である「ザ・マン」の素顔がむき出し(ネイキッド)になる
それをくらったザ・マンはそれまでの血走って充血した瞳孔はどこへやら、とても穏やかな眼差しと笑みを称えてダウンしている
それを見たピークア・ブーが「武道(ブドー)・・・いや、閻魔様が・・・」と口にして、さらにネメシスが「あぁ、笑っている」と2人でセリフを割って卒業式の「呼びかけ」のように息の合ったところを見せつける
委員長はノックにダウンカウントを要請する
そのまんまストロンゲスト・ブドーの10カウントKO負けかと思われたが・・・
なんとまだ立ち上がってきた!
しかも微笑を湛えたままでだ!
ちょっとこれは気味が悪い(笑)
ど~う考えてもこれ以上闘えそうにないザ・マンは一体ナニをする気なのかわからないまま今回は終わり
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「究極のラスボス」と思われた超人閻魔=ストロング・ザ・武道=ザ・マン=太古のやたらゴツい超人の神だったが、まさかの敗戦はほぼ決定的だろう
「究極のラスボス」を主人公でもない悪魔将軍が倒してしまうとは想像もつかない展開だったが、一体今後どうなってしまうんだろうか?
次回予告見出しは「武道(ブドー)が愛弟子・ゴールドマンに伝えたいこととは・・・!?」とあるから、もう闘うこともないんだろう
キン肉マンと闘うこともなく散っていった超人閻魔
そして悪魔将軍もこの闘いが終わったらもう自分も消えるみたいな事散々ほのめかしていたからね
また黄金のマスクに戻るのかな
完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)はゴールドマン・シルバーマン・ジャスティスマン以外は全滅だ
無量大数軍(ラージナンバーズ)もネメシス・ブー・ネプチューンマン以外は全滅だ
あとはシングマンだけはどっかで生きてるかもしれねーけどな(笑)
そして宇宙のどっかに散らばってるとされる1000人の弟子か・・・
木・木・人とかターボ「マン」とかアモイマンとかスプレー魔人とか・・・
いっぱいるね
いっぱい出たね
こんな雑魚どもでも「超人再生術」なんていう神の領域の超魔力蘇生術を使うことができるんだからな
大したもんですよ
あでもこいつらって無量大数軍に粛清されて全滅した「主流派」なんだっけ
1000人もいるのにたった10数人に全滅させられちまうのか・・・
そんな糞弱いのにどこが「完璧」超人なんだ(笑)
確かにほとんどが見た目イロモノ超人だらけのイロモネア状態だったからな
そうなるとあとはジ・オメガマンだけか・・・
結局アタルもオメガマンも登場しないままこの完璧超人シリーズは終わりそう
次のシリーズとかどうすんのかな
ここまで闘い一辺倒だったしちょっと久しぶりにまた田園調布のキン肉ハウスでの暮らしぶりが見たいな
牛丼愛好会の連中と絡んだりまたバイトしたりまた怪獣と闘ったりしてさ
大王になっちゃったからもうそーゆーの無理かな(笑)
ついでにテリーマンとかウォーズマンとかラーメンマンとかのプライベートも描くとか
それだけで1か月くらいは引っ張れるんじゃないかな(笑)
あとはブロッケンjr.とウルフマンのその後とかね
超人格闘家を引退したウルフマンは「現役」を続けるブロッケンと別離を選ぶのか?
それでも「そばにいたい」と素直に思いをぶつけるのか・・・
言っちゃえよウルフマン!
当たって砕けろ!
モーホーブロックだ!!
1990年の大ヒットドラマと言えば「東京ラブストーリー」だ
その同じ年にブロッケンjr.とウルフマンの「東京ホモストーリー」もあったのかもやしれないね
それはともかく1990年当時の文化を描きながらのそんな日常生活風景も今の画力で描かれたら面白そうかなと
Ⅱ世で万太郎たちの生活風景と被っちゃうかもしれないけど
それはそれとしてね・・・
つってももう次期シリーズの構想できてるだろうしすぐに新たな敵との闘いにでも突入するのかな?
とにかく立ちあがってきた閻魔さまが一体ナニをする気なのか・・・
立ちあがれるってことは多分死なないんだよね
将軍様は「さらばだ」とか言ってたから完全にブッ殺す気満々だったけど
そういや閻魔様が死んだらその魂が地獄に行った時誰が「閻魔」をやるんだろう(笑)
自分で自分を裁くわけにもいかないだろうし
とにかく生きてたと
まさか立ち上がってきてそこからやっぱり死ぬとかないよな?
ウォーズマンみたいに「ったままKO」とか(笑)
とにかく勃ち上がって来た閻魔様の次の行動・発言が気になる
次回はそれを楽しみに待ちましょう
勃ちたい時にはエフカップ
オナペットントン
キン肉マン 週プレ最新作 第205話 「真(まこと)の奥義!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)は以上
次回は4月24日発売です

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