キン肉マン 303話 オメガの落涙 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第303話 「オメガの落涙!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)レビュー
オメガ・ハルマゲドンアベンジャーから難なく脱出しちまった肉まんソルジャー
そんな簡単に脱出できちゃっていいの?
とにかくずっと発光しっぱなしだからなんだかもうダレてきたよな
もう有難味がないっていうかさ
スーパーサイヤ人のバーゲンセール状態というかさ

やっぱメリハリって大事だと思うのよ
火事場のクソ力って「ここぞ!」って時に主人公だけに許された“キセキの力”みてーな部分があったべ?
だからありがたみというか神通力的な部分があったのにさ
今じゃ「誰でもできる」みてーな風潮あるからさ
今やウルフマンはもちろん便器ごときが発動しちまうし敵側もボンボン発動し始めている
とにかく「簡単に光るな」ってことだ

つったって今更こんな流れになったものを元に戻すことはもう無理だろう
“ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず”ってことだ
ダメだこりゃ

とにかく超人総選挙2015・2019と2度も1位になるとかいろんな意味で“光り続けている”キン肉アタルが何か狙ってる
アリステラの頭部を足で挟んでヘッドシザース状態
だがせっかく挟んだ頭部をあっさり放して今度はドテっ腹を次々蹴り上げてまるでマッスル・スパークの序章みたい
しかも完全に宙に浮いて静止したままという不可解な状況
空を飛べたり(宙に浮けたり)飛べなかったり設定がコロコロ変わる忙しいマンガですねぇ
そして本当にマッスル・スパーク(地)の体勢に捉えちまった

この場合は「アタル版マッスル・スパーク」と言うべきか。
つってもこれって未完成マッスル・スパークみてーなもんだろ?
てっきりアタルも完全マッスル・スパークを習得したと思ってたのにまだ未完全なもんをふりかざすのか...
アタルは自分でこの技が「不完全」だと認める
しかし「それでもこれが今のこのオレに繰り出せる最大の“慈悲の技”」とか「キン肉族の追い求める魂」とかほざく
最近は火事場のクソ力のバーゲンセール状態に加えてこの「慈悲」強調もそろそろ鬱陶しくなってきたな

で、アタルの業火のクソ力はMAX状態なのか全身からものすごい発火
熱くないのかねこれって
アノアロの杖みてーに自分自身が火をまとう時はノーダメージみたいな都合の良い設定なのかな?
たまりません

アリステラは落下しながら「このオレにも使えるはずだ!その力!」とか「なぜ使えない!」とか言って大泣き
あ~あもう完全にこれで終わりじゃねーか
何のヒネりもなかったな...
ただ「ナパーム・コンビネゾン」同様にこの「不完全マッスル・スパーク」も激しい回転が加えられている
とにかく回転すりゃ威力が増すみたいなのも安易すぎるような(笑)
実際これはこの漫画にゃ珍しく物理的にも理にかなってるんだけどよ

ジェイソンみてーな仮面の下から大粒の涙を流しながらあっさりマットに叩きつけられたアリステラ
やっぱり技名は「アタル版マッスル・スパーク」とのこと
王位争奪編では腕や足が消えていて「不完全の不完全」だった
業火のクソ力も発動してたし形の上ではフェニックスに完璧に決まったのにノーダメージに終わった
だが今回こそ完璧だったようだ
アリステラのジェイソンみてーなマスクにピキピキ亀裂が走って「ゲホファ~!」とか言って吐血した

この漫画は叩きつける形で吐血すりゃ大体決着だ
だがアリの野郎は「オレは希望だ」とか「オメガ最後の希望なんだ」とかわけのわかんねーこと言いながらあがく
アタルにしがみついて立ち上がろうとするがやっぱりダメでガクッと倒れ込むよくあるパターン
こーゆー風にしがみついて実際に勃ちあがれたのってみたことないよな(笑)
勝ちたい時にはエスカップ
勃ちたい時にはFカップ

そういや今朝も強烈に朝勃ちしていた絶倫43歳オヤジはともかく何のヒネりもなくゴングが乱打されアリステラ敗北
前回のマリキータマンと今回のアリステラと2話続けて1人ずつ間引きされるというあんまりない結末
最後2人の「シングル」としてもう2~3話くらい引っ張るかと思ったけど年内に綺麗に終わらせようと考えたのか?
結局この闘いは14話で終了した
近年の「ビッグマッチは10話」ルールを超えるものだがタッグだからそんなもんか
キン肉マン史上最長の闘いだったザ・マシンガンズVSヘル・ミッショネルズ戦の18話までは届かなかったが

でもはっきし言ってマシンガンズVSミッショネルズ戦の方が全然間延び感もなかったし飽きなかったよな
この闘いはあんま興奮ポイントがなかった
スタートの段階でブロッケンがチョイスされた時点で大きな失望だったし
これがネプチューンマンだったらどんだけテンション上がったか...
しかも超人血盟軍繋がりを強調する割には悪魔城(?)から見てるはずのこって牛と忍者とアシュラは全く描かれもしねー
結局単なるブロッケンの「年上兄貴(アタル&闘将拉麵兄貴)」大好きぶりとタフネスさだけ強調されるばかりだった

しかもオメガ軍もこんな簡単に全滅しちゃっていいの?
まーでもオメガ・ケンタウリの六鎗客シリーズが始まってちょうど2年半か
区切りとしては良いタイミングだったかな
ピークはやっぱり二軍正義超人達の闘いだったな
あの闘いはどれも熱かった
やっぱり絶対負けて殺されることが見えてるその悲壮感が闘いには最高の調味料になるんだわさ

特にベストバウトはカナディアンマンVSパイレートマンだな
どんどん人間は慣れしていく(実際人間じゃないけど)この世界観で普通に「プロレス技」の応酬で闘った
しかもアツかった
いい試合だったよアレ
このプレイボーイで『キン肉マン』の連載が始まって3本の指が指に入るくらい良い試合だった
残り2つは「闘将拉麵兄貴VSネメシス」と「キン肉マンVSネメシス」だ(ネメシス名勝負製造機説発動中!)

それでもこの2年半、アイドル超人をキンとモースト・デンジャラスコンビの2人以外一切闘わせず引っ張った
こんなことこの『キン肉マン』の連載が始まって初めてじゃあないか?
テリーマン・ロビンマスク・拉麵兄貴・闘将戦争男の4人の戦いが揃って2年半も描かれなかったことなんてさ
2軍正義超人や運命の4王子を引っ張り出したことに尽きるんだろうけど
ゆでたまご先生的にもかなり大胆な試みだったと思う

アイドル超人以外のキャラを引き勃たせたかったんだろう
あぁそういやこって牛もそうか
これらがみんな揃いも揃って2年半も試合がなかったんだからな
すげぇこっちゃ
そしてキン肉アタルは地味にこれが「祝!初勝利」になるのか
あ~でも富士山のてっぺんで1人で5人相手に勝って惨殺しまくってたか

アタルにブッ殺されたウールマンやヘヴィメタル(まだ17才)が今どこで何をしているのかはともかくこれで終わった
アリステラは「みじめなもんだ。ここまで息巻いておいてなおも慈悲をかけられる」と泣き言をつらつらと喋り出す
「いっそのこと完膚なきまでに打ちのめすか打ちのめされるか、そんな生死の二択のみならどんなにラクか」
「キンターマもオレの心中を察していたわるように同調してくれた」
「だがお前達2人は最後までそれを許さなかった」
「考えることを求め続けた・・・敗北した今の瞬間まで・・・そしてそれはとても残酷なことだ」

そこまで言うとアリステラは「だがそれこそもっとも正しい態度であることもうっすらとわかっていた」とも語る
ついにようやく素直になったアリステラ
頑なだった心がようやく解きほぐされたか
ウォーズマン風に言えば「蘇った人間の心」って感じ?
そして「すべてはその小僧が言った通りさ」とブロッケンを指さす
ブロッケンも「うぅ・・・アリステラ・・・」と返事するのもしんどそうな状態

「認めざるをえないのか・・・オメガの敗北を・・・慈悲の技の力をこうも見せつけられてはな」とアリステラ
「このオレの慈悲など卓に比べればまやかしのようなもの」と答える中(アタル)
「結局オレは自分の罪滅ぼしのために慈悲の真似事をヤッている欲深い男の中の男だ」
「だがお前は違う。決して私利私欲ではない。オメガのために滅私奉公を続けてきた純粋さは嘘ではない」
「その方向さえ間違わなければお前は卓にさえ匹敵する力を手にできる逸材だ」
「だからこそこのオレ様はここにやって来た」と男という者はあまりしゃべるものではないくせにしゃべりまくる中

そんな中の言葉に亀裂だらけのジェイソンみてーなマスクと弱々しい目で見つめ返すアリステラ
いつもの殺し屋みてーな表情はどこへやら
そういや最初出てきた時名もなき若手超人をブッ殺したあの相手を爆発させる技はあれっきり使わず終わったね
やっぱり雑魚相手にしか使えない系の技なのかな?
ラーメンマンのキャメルクラッチやウォーズマンのスクリュードライバーが雑魚相手にしか決め技にならないみたいなね
とにかくアリステラがすっかり弱々しくなっちまってなんだかガッカリ感がハンパないが今回は終わり

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最後は特にヒネりもなくあっさり終わったしどうにも消化不良感がある戦いだった
将軍様VS閻魔様にも感じた感想だけどな
でもファン投票じゃあの闘いが人気NO1なんだもんな
よくわかんねーよ
つくづくこのオレは大多数のキン肉マンファンと感性が違うんだろうな
超人総選挙の結果もほとんど納得いかねーし

まー「異端の感性」ってことにしとこうか
それっくらいカッコいい風にしとかないとヤッてられないからな
だが未だに納得いかねーのはせっかく大金星&奇跡の復活を遂げたウルフマンが大して伸びなかったこと
そしてほとんどネタキャラにすぎないようなビッグボディごときが勝っただけで10位になったこと
これだけはゆるせねー
ビッグボディなんて王位争奪編でちょっと出てきてすぐヤられただけの奴なのに奇跡的復活のウルフマンより上とか

イチャモンばっかつけてても仕方ねーから新シリーズの予想でもするか
とりあえずオメガ軍もアリステラとパイレートマンは生き残った
しかもどっちも「改心」しそうな雰囲気がハンパない
そもそも「改心」するもなにももう「敵(闘う相手)」がいない
この漫画は闘う相手がいなきゃストーリーが進まない
闘いの挽歌

まさか今更初期の怪獣退治編みてーに誰とも闘わずにストーリーが進む漫画になるわけもなく
そもそもこのシリーズ冒頭の209話でさウルル(エアーズロック)に現れた奴って結局誰だったのあれ?
ストロンゲスト武道が落としてった竹刀をへし折ってた奴ね
アレって誰よ?
あれがアリステラだったの?
もしそうじゃなかったらまだ「敵」はいるわけで...

そのエアーズロックも今年の10月を最後に登山禁止になったんだよな
先住民(アポリジニ)と侵略者(イギリス人)との悲劇の歴史から始まって先住民の意思を尊重した形だ
いくら「そこに山があるから」つったって何でもかんでも登らなくてもいいんだよな
そもそもあの山って登山というより「ボルダリング」っぽいよな
実際登山道なんてもんは整備されてもねーし岩場を登るようなもんらしい
先住民が「聖域」と考えている自然に手を入れるわけにはいかないからね

そんなとこで闘うシーンを描いたゆでたまご先生も大胆というかなんというか
まーウルルの登山禁止が決まったのは2017年11月のことだ
閻魔様と将軍様の試合はその前に終わってたからね
そもそもアポリジニがわざわざ日本のWEB漫画を見るとも思えないし
こんな糞ブログだって絶対女性は見ないだろうし
お前は男だ!

糞ブログはともかく、新シリーズはどうなるのかね
その予想の途中だったな
さすがに今度こそアイドル超人とか悪魔どもが闘う展開になるんだろうかな
ロビンが復活するとか
そもそも「敵」が出てこなきゃロビンが復活することもできないんだよな
敵がいなきゃ復活したって何もヤることがなく牛丼に玉子と味噌汁をつけて食うか養老の滝の牛丼を喰うくらいしかない

とにかくサタンという黒幕がピンピンビンビン絶倫状態で健在だからな
思えばジャンプ連載時代から存在だけはシャドー状態で描かれてたけど「実体」がまだ一度も描かれていない
そのうち「実体」が出てきてキン肉マンと闘う展開になるのかな?
そんなスケールのデカい相手でもやっぱり試合はリングの上でヤるんだろうか(笑)
そして真剣勝負の殺し合いなのにロープに振ったら返ってくる闘いになるのか?
興味は尽きない

ただ闘いを描かなきゃいけない超人は山ほどいるよな
しかも近年はアイドル超人クラスの闘いであれば1試合最低でも7話は費やすだろうし年間何試合描けるのか?
そもそもこの2019年って何試合描かれたかアンタ今すぐパッと答えられるかい?
もうね・・・口にするのもおそろしい数字だぜ?
「2試合」だよ!
本当にそれでいいの?

新年になってフェニックスVSアリステラ戦がスタートしてそれに10話(4か月)
そっから試合後のごちゃごちゃやアタル登場やアタルが誰を選ぶかで2か月半引っ張る
そしてそこからまた14話(5か月)かけてフルメタルジャケツVSオメガグロリアスの闘いだ
これで終わりなんだぜ?
今年はキン肉マン40周年のあれやこれやで紛れてそんなこと気づかなかったけど実際は2試合しか描かれてない
だからあんまり1試合1試合を引っ張るとこーゆーことになっちまうんだよね

ファンとしてはいろんな超人の闘いが見たいはず
これはいくらこのオレがキン肉マンファンの多くと価値観が合わないとしてもこの考えだけは多くのファンが同調だろう
同じ試合を半年近く引っ張られるよりいろんなキャラの試合が見たいと思うのが自然な反応だ
二軍超人どもの試合はテンポがよかった
Tバックマンなんか3話で首を跳ねられてブッ殺されてくれた
あれくらいのテンポならいろんなキャラクターの試合が見れる

今後1試合のペースをどう考えて描いていくんだろうか?
「年間2試合」ペースじゃそれがどっちもシングルだったら4キャラの闘いしか1年で見ることができないわけだ
やはり試合が変わることは連載を続ける上でしんどいことなんだろうか?
同じキャラ同士の闘いを長く描く方がラクなのか?
そのあたりはわからない
この漫画に限らずほとんどのマンガが今はそーゆー流れになっているわけで80年代とはもう何もかも違うのもあるからね

でもゴチャゴチャ文句言ったってこの『キン肉マン』とこんな糞ブログを読んでくれてるアンタが好きなわけよ
だからどこまでもこの漫画を愛し続けて発信し続けてイくつもりだ
ちょっと今夜のオレってカッコよかったべ?
今夜が山田?
例えこのオレが今夜が山田であってもアンタがそう思ってくれるならそれでいいんだよ
友達になろうぜ?

そんなこんなでキン肉マン 週プレ最新作 第303話 「オメガの落涙!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)レビューは以上
次回は12月23日発売です
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