キン肉マン 298話 オメガの猛攻 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第298話 「オメガの猛攻!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)
アリステラのジャイガンテ・グローブ・カッターがズッコンバッコンと壮絶にキまった!
掟破りの逆・ナパームストレッチに続いての大技2連発をくらいさすがにキツそうなアタルソルジャー
天には星、大地に花
アリステラはオメガハンドを引きちぎられた痛みより業火のクソ力を得た満足感の方が大きいようで自己陶酔中
アリステラは巨大なパワーフェティッシュって感じ?

しかしアタルはまだ立ち上がる
めっちゃタフなアタルソルジャー
そして「オメガのクソ力はそんなもんか」とアリステラをコケにする
アリステラは「偉そうな口を叩くな!」と三沢光晴みてーなローリングエルボーをソルジャーに叩き込む
アリステラはローリングエルボー好きだな
三沢VSハンセンでハンセンがローリングエルボー当たってないのに倒れたのを見て切ない気持ちになった思い出がある

さらに昔は猪木の延髄切りも当たってないのに倒れた試合もあったんだってね
そっちはリアルタイムで見てないけど解説の山本小鉄が「かすったほうが威力がある」とか苦しいフォローをゴールデンタイムに堂々としていて、それでも何も言われなかった古き良き昭和の時代のお話

そういや船木誠勝のYoutubeチャンネルはめちゃくちゃ面白いね
その頃の新日の話いっぱいしてるし
平成維新軍について語る」とかいうテーマのやつが面白かったな
そもそもオレは船木が新日にいたことを随分後(ヒクソンと戦う前くらい)になるまで全然知らなかった
まさか武藤や蝶野と同期だったとはね
かなり新日とは深い関係だったみたいで

船木の額の狭さはともかくアタルは「気が済むまで思いっきり殴れ!」とかちょっとあぶねーことを口走り出し、それでいてしっかり肉のカーテンを発動させる
それじゃマンモスマンのように拳を砕けと言ってるようなものでは(笑)
アリステラは「なんだその余裕は?」ワナワナと怒りに打ち震えアタルを遮二無二タコ殴りにする
だが肉のカーテンのおかげで当然アタルはノーダメージ

アリステラは「お前は王家から逃げ出した無責任野郎だ」とか「無責野郎だからなんとでも言える」など言いたい放題言葉責めしながら殴りまくるが喜怒哀楽の感情が極めて乏しいキン肉アタルはポーカーフェイスをキープ
アリステラは「荷物が軽けりゃ誰だって心の余裕ができて当然!」とか「だがオレは違う!」と、自分はオメガの星の当主である重荷と重圧を吐き捨てまくる

随分長いことコーナーでじっとしてるだけになっているブロッケンがさすがにシビれてきたのか「防御もいいがそのままじゃラチあかない!反撃するかオレに交代の指示を!」と叫ぶ
だがなぜかアタルは意味ありげな横目でブロッケンを見つめるだけ
「横の眼で静かに結果だけ見ている」ってこと?

アリステラは「お前とは違う!オレはオメガのために苦悩し、憤り、邁進してきた!」とだんだん泣き言みたいなことを喚き散らしながらアタルを蹴りまくる
するとロビンマスクと並ぶ情緒不安定超人の筆頭であるブロッケンJr.が突然ここでボロボロ泣きはじめる
試合中に何なんだコイツは・・・
だからネプチューンマン出しときゃ面白い戦いになったのによ

で、ブロッケンはアリステラにかつての自分(ラーメンマンを父の仇と追い続けていた)に重なることに気づいたようで
同じってどーゆー意味?
オメガ一族のことをあれやこれやと考えすぎる姿がかつて「父の仇討ち」に固執する自分と重なるってこと?
それともザ・マンへの復讐心がかつての自分がラーメンマンに対して抱いていた復讐心に近いってこと?

よくわからんなここでブロッケンとアリステラが同じとか言い出すのは
アリステラはそっち系の趣味もなさそうだし
だがどうやらソルジャーはブロッケンにそれを見せつけるためにパートナーに指名したらしい
ブロッケンが心の中でそう悟ったからだが登場人物が悟ったことは「公式設定」なのが漫画の世界のお約束
サトラレ

ここでかつてのラーメンマンの姿が浮かび上がり「オヤジのことは忘れろ。そうすればお前は強くなる。お前、男だ!」の名言が繰り返される
ラーメンマンといいアタルといい「年上の男の人」が大好きな男惚れ野郎・ブロッケン
剛竜馬のAV出演作品とか持ってそうだな

アリステラは打撃技では肉カーテンのせいでラチあかないとマリキンと2人がかりで「グロリアス・エヴァンタイユ」とかいう地に足をつけたままヤるトライアングル・ドリーマーみてーな技を敢行する
趣旨としてはかつてアタルが仲間に引き込んだザ・ニンジャみてーに胸を引き裂くのが狙いの技かなこれは?
そんなものを見せられたらこっちも胸が引き裂かれそうな気持ちになっちまう

つーかアリステラとマリキンってタッグ組むのは初じゃなかったの?
なんで初タッグなのにこんなツープラトン技があるんだよ
ネメシスとポーラマンもそうだけどタッグなんて組んだこともない間柄なのにいきなりツープラトン・技がある不思議

それ言ったらマッスル・ドッキングやロングホーン・トレインも練習時間も全くなかったはずだけど普通にできてたし
2000万パワーズはちょっとくらいなら練習出来てたかもしれねーけどマッスル・ブラザーズは全く時間なかっただろ
Ⅱ世でマッスルブラザーズ・ヌーボーが試合中の思いつきのぶっつけ本番でマッスル・エボルシオンをヤッたみたいなね
NIKU⇒LAPもそうか
まぁ加圧トレーニングで骨が生えてくる漫画だからなんでもアリか

ここでブロッケンがもう我慢できずにフライングクロスチョップでマリキンターマンをフッ飛ばす
そしてアタルに「アンタのヤりたいことはわかった!思う存分示してやってくれ!アンタの示す道標を、このアリステラに」と喚き散らす
情緒不安定のくせに仲間の思いを見抜く力だけは素晴らしいブロッケンジュニア

アタルはよくぞわかってくれたと無言で頷き一本背負いでアリステラを投げ捨てる
どこまで口数少ないんだこのソルジャー野郎は(笑)
弟とは大違い(笑)

だがここからめずらしくソルジャーもまくしたてる
「アリステラよ、お前は自分が卓と似てると言ったな?だがこのオレ様に言わせれば全く違う。お前達が似てるのはそのとてつもない願いの大きさ、それだけだ!」と言い放ち、「卓の願いが“祈り”であるのに対し、お前の願いは“呪い”だ!」とコキおろす

さらにお互いの発光状態がすさまじいことになり、その中でソルジャー野郎は「そしてこの2つの差が、火事場のクソ力の威力の最大の決め手となる!」と絶叫しながらアリステラをかんぬきスープレックスで投げるアタル
相変わらず大して話は進まず今回も終わり

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しかし長い戦いだなこれも
始まったのはなんと289話だからこれで一応10話目か
閻魔様VS将軍様だって綺麗に10話で終わったのにいくらタッグだからって引っ張りすぎな気が・・・
そもそもブロッケンとキンターマンの2人はまだピンピンしてるからこりゃあと3話は余裕で闘えそうだ
闘いの挽歌

しかもアタルはもうずっと発光しっぱなしだし
火事場のクソ力ってこんな常に発動し続ける性質のものじゃなかったと思うんだよね
それとあらゆる超人がこの力を身に着けてしまって価値観が下がった感がハンパない
元々はキン肉マンだけに許された“主役特権”だったのに今じゃ誰でも発動できる安っぽい力に成り下がっちまった

この「火事場のクソ力のバーゲンセール」状態は本当に良かったことなのか?
ドラゴンボールの「スーパーサイヤ人のバーゲンセール」以上に大問題だ
そんなことを考えたらもう今夜は飲まなきゃヤッてられない!

キン肉マン 週プレ最新作 第298話 「オメガの猛攻!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)は以上
次回は11月11日発売です

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